これからの季節、ハロウィンやクリスマスなどのイベントに合わせて、ご家庭でパーティーを開催される機会も増えるかと思います。そこで、プロ家電ライターの藤山哲人さんに、ホームパーティーでも使えるオススメの最新家電・アイテムについて、お伺いしました。
お話を伺った藤山哲人さん プロフィール
家電の紹介やしくみ、選び方や便利な使い方などを紹介するプロの家電ライター。独自の測定器やプログラムを開発して、家電の性能を数値化（見える化）し、徹底的に使ってレビューするのをモットーとしているため「体当たり家電ライター」との異名も。「マツコの知らない世界」（番組史上最多の6回出演）や「アッコにおまかせ」、「NHKごごナマ」などをはじめ、朝や昼の情報番組に多数出演。現在、インプレスの「家電Watch」「PC Watch」や「文春オンライン」「現代デジタル」などのWeb媒体、ABCラジオで連載やコーナーを持っている。
ニオイが気にならないホットプレート！「グラファイトグリラー」
まずオススメしたいのが、アラジン社製の「グラファイトグリラー」です。みんなで調理できるホットプレートはホームパーティーで重宝しますが、一般的なものだとお肉や魚などを焼いたときに煙が出て、ニオイが部屋中に付いてしまいますよね。でも、このグリラーは下からではなく上からの熱で調理するため、煙やニオイが出にくい構造になっています。食材を上から熱することで、ニオイの原因となる脂をプレート下の水トレイに落としているので、煙の飛び散りを防ぐことができるのです。さらに、特許技術「遠赤グラファイト」がわずか0.2秒で発熱するため、予熱の必要がなく、炭火で焼いたかのようにふっくら仕上げることができます。焼き物以外に、炙り料理やスイーツづくりにも対応しているので、普段使いにももってこいですね。
ビールがもっと美味しくなる!?「ビアサーバー絹泡」
次にオススメするのは、大人のホームパーティーに欠かせないビールをもっと美味しくする家電です。ドウシシャの「ビアサーバー絹泡」は、缶ビールに装着するタイプのアイテムで、付けたあとは瓶ビールのようなフォルムに。小型ながらダブルの超音波を発するので、グラスにそそぐだけでクリーミーな泡をつくってくれます。小型ビアサーバーはほかのメーカーも出していますが、ドウシシャのものは単4電池2本で使えるコードレス仕様。ほとんどの海外ビールにも装着できるので、僕も晩酌のおともによく使っていますね。ちなみに、瓶タイプのほかに、ピッチャー風のフォルムになるジョッキタイプもあります。
絶妙な温度で日本酒を味わえる「酒燗器」
日本酒派の方にオススメなのが、テスコムの「酒燗器」です。お酒専用の家電で、ヒーターの上に松茸の土瓶蒸しが乗っかっているようなフォルムをしていますね。スライド式のレバーを操作するだけで、熱燗からぬる燗まで、絶妙な温度で仕上げてくれます。陶磁器製の徳利を使用しているので、冷めにくく、お酒の風味も引き立つわけです。容量も2.5合まで入るので、大人数でのホームパーティーにもってこいだと思います。
オリジナルスイーツが簡単につくれる! 「スノーデザート 雪花」
ホームパーティーの締めにオリジナルスイーツはいかがでしょう? タカラトミーアーツの「スノーデザート 雪花」は、ジュースや豆乳をフワフワのかき氷にしてくれるアイテムです。使い方は簡単で、付属のケースに凍らせたドリンクを入れて、前後にスライドするだけ。牛乳とカットした果物を入れるのもいいですね。メーカーサイトにもさまざまなレシピが載っています。あと、裏技的な使い方ですが、市販のアイスやソフトクリームもかき氷にできます。特にクリーム系のものを入れると、台湾風カキ氷みたいなものができあがるので、オススメですね。
ダイナミックな流しそうめんが楽しめる! 「そうめんスライダー」
夏は過ぎてしまいましたが、パーティーが盛り上がるという意味では「そうめんスライダー」も面白いですね。タカラトミーアーツは毎年のように、この手のマシンを出していて、そのなかでも「そうめんスライダー エクストラジャンボ」は、東京サマーランドとタイアップしてつくられたものです。サマーランドにある施設をモチーフにしたギミックが多数付いていて、大きなバケツで一気に水を流したり、そうめんがワープするように流れたりと、いろんな動きが楽しめます。大きいものだと横幅が120cmもあるので、大人数で一緒に盛り上がれることでしょう。ちなみに、世界流しそうめん協会にもちゃんと認定されているマシンです。
まとめ
ホームパーティーで活躍しそうな、便利で楽しめる家電&アイテムをご紹介していただきました。これらのものは、もちろん普段使いもできるので、ときにご家族と、ときにご友人と盛り上がってみてはいかがでしょうか。
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