家電アドバイザーオススメ! 赤ちゃん育児に便利な家電とハイテクベビーカー特集

お家に赤ちゃんがいると目を離すことができない上に、育児と並行して家事をする必要があったり、離乳食づくりや部屋の環境を整えたりと、気を配ることが多くて大変ですよね。そこで、家電ライター兼アドバイザーの藤山哲人さんに育児の負担を軽減できるオススメ家電とハイテクベビーカーについて解説していただきました。

お話を伺った藤山哲人さん プロフィール

家電アドバイザー藤山哲人のプロフィール
藤山哲人さん

家電の紹介やしくみ、選び方や便利な使い方などを紹介するプロの家電ライター。独自の測定器やプログラムを開発して、家電の性能を数値化(見える化)し、徹底的に使ってレビューするのをモットーとしているため「体当たり家電ライター」との異名も。「マツコの知らない世界」(番組史上最多の6回出演)や「アッコにおまかせ」、「NHKごごナマ」などをはじめ、朝や昼の情報番組に多数出演。現在、インプレスの「家電Watch」「PC Watch」やサイゾー「ビジネスジャーナル」などのWeb媒体、ABCラジオで連載やコーナーを持っている。

家電ライターの藤山哲人です。今回は忙しいお母様、お父様の育児負担を軽減できるオススメ家電と、近年、発展が著しいベビーカーについてご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

家電アドバイザー藤山さんイチオシ! 赤ちゃん育児に便利な家電「ネットワークカメラ」とは?

赤ちゃんがいるご家庭にとって、ネットワークカメラは必需品
赤ちゃんがいるご家庭にとって、ネットワークカメラは必需品

赤ちゃんのいるご家庭にとって、これからの時代、ネットワークカメラは必需品となります。例えば、料理や洗濯をするとき、どうしても赤ちゃんから目を離さなければならないこともあるでしょう。しかし、ネットワークカメラがあれば離れた場所にいても、スマホのモニター越しに赤ちゃんの様子を確認できるので、何か異変があれば直ぐに駆けつけることができます。

私も子育ての経験があるのですが、当時、ネットワークカメラは普及しておらず、ブザーや光の点滅で通知をするような赤ちゃん用モニター、通称「ベビーモニター」を使っていました。機能的にはシンプルでしたが、あると無いとでは大違いでしたね。最新のネットワークカメラは、どこにいてもスマホで映像を確認できますし、何かトラブルがあれば通知が来るなど、性能が大きく進化しています。ここからはオススメのネットワークカメラを2つご紹介します。

家電のプロがオススメ! 赤ちゃん育児向けネットワークカメラ①「ATOM Cam」

オススメの赤ちゃん育児向けネットワークカメラ「ATOM Cam」
オススメの赤ちゃん育児向けネットワークカメラ「ATOM Cam」

まずご紹介したいのが「ATOM Cam(アトムカム)」という商品。これはアトムテック株式会社が2020年5月に販売を開始したネットワークカメラです。赤ちゃんの見守り専門として販売されている商品ではありませんが、オススメできるポイントが多くあるので、迷ったらこちらを購入すると良いでしょう。

一番のオススメポイントは約2500円という価格の安さです。赤ちゃん用品を扱うお店で販売されているネットワークカメラは、大体1万円以上するのですが、こちらは約4分の1の価格で購入することができます。

動体検知の誤認が少ないこともポイントのひとつ。このカメラは人体検出にすぐれているので、例えば、カーテンがなびいた動きと、家族が部屋に入って赤ちゃんをなだめている動きを区別するので、誤認して通知がくることはほとんどありません。それでいて、赤ちゃんが寝返りしたときなどは、きちんと通知してくれるのです。さらに音声検知もできるので、赤ちゃんが泣いた時はすぐに知らせてくれます。

高画質な映像を撮影できるのも特徴で、赤ちゃん用カメラの多くは解像度が720ピクセルほどなのに対し、こちらは1080ピクセルの高精細モードを搭載しています。また、通常のカメラでは白黒映像になってしまうような明るくない状況でも、少しの光があるだけで、スマホに鮮明なカラー映像が届きます。なので、遠くからでもリアルタイムに赤ちゃんの異変を察知することができるでしょう。

家電のプロがオススメ! 赤ちゃん育児向けネットワークカメラ②「Arlo Baby」

オススメの赤ちゃん育児向けネットワークカメラ「Arlo Baby」
オススメの赤ちゃん育児向けネットワークカメラ「Arlo Baby」

続いてご紹介したいのが、「Arlo Baby(アーロ・ベビー)」という商品。シリコンバレーに本社を置くネットワーク機器の大手「ネットギア」から、2019年に独立したネットワークカメラ部門「Arlo」が発売したものです。
「Arlo Baby」は赤ちゃんの見守りに特化したネットワークカメラで、フォルムも可愛らしく設計されており、温度・湿度測定センサーを搭載していたり、子守唄を流すことができたりと、機能面も充実しています。ただ、値段が約1万7000円と「ATOM Cam」に比べて高いので、可愛いデザインや赤ちゃん向けの機能にこだわりがないという方は、「ATOM Cam」を選ぶと良いでしょう。

ネットワークカメラを設置する際の注意点

ネットワークカメラを設置する際は、カメラの配線コードが赤ちゃんに絡まないよう注意します。ベッド付近に置いた場合、気付かぬうちに赤ちゃんの首回りにコードが散乱することも考えられますので、コードはしっかりと束ねておきましょう。
また、「ATOM Cam」のような一般的なネットワークカメラだと、カメラの角部分に出っ張りがあるので、使用する際は角にクッション材をつけるなどの対応をしてあげてください。さらにカメラが落下してしまった場合に備え、赤ちゃんにぶつからない場所に設置するとより安全でしょう。

離乳食づくりに役立つオススメ家電3選

赤ちゃんが離乳食を食べる時期には、食材の大きさや温度に気を配る必要があるため、色々と手間が掛かりますよね。そこで、離乳食づくりをサポートする家電を3つご紹介します。

離乳食づくりに役立つ家電①ハンドブレンダー

クイジナートのハンドブレンダー
クイジナートのハンドブレンダー

離乳食を細かくすり潰す際の負担を軽減するのがハンドブレンダーです。オススメはクイジナートというメーカーのマルチハンドブレンダータイプの商品で、ハンドブレンダーと一緒に、フードプロセッサーの容器がアタッチメントとして付属されています。

ハンドブレンダーとして使用する際の重さは560gと軽量なので、女性でも扱いやすいでしょう。さらに、アタッチメントを変えれば、お肉やお魚をすり身にできるフードプロセッサーにもなるので、赤ちゃんが成長したあとも持て余すことはありません。

離乳食づくりに役立つ家電②低温調理器

アイリスオーヤマの電気圧力鍋
アイリスオーヤマの電気圧力鍋

離乳食をつくるときはペースト状にするだけでなく、できあがりが熱すぎても、冷たすぎてもダメで温度管理が非常に難しいですよね。しかし、低温調理器を使えば、赤ちゃんに最適な人肌の温度の離乳食が簡単につくれます。

低温調理器を安く購入したい方にオススメの商品はアイリスオーヤマの電気圧力鍋で、価格は1万円から2万円ほど。ボタンひとつで、野菜もおかゆもペースト状にできますし、離乳食以外の調理にも、もちろん使えます。

また、価格は3万円ほどと割高になりますが、低温調理器を専門に扱うBONIQ(ボニーク)というメーカーの商品もオススメです。温度の調節機能にすぐれており、なんと1度刻みで調理することができます。

離乳食づくりに役立つ家電③非接触型温度計

非接触型温度計
非接触型温度計

意外に思われる方もいるかもしれませんが、あると便利なのが、赤外線を利用した非接触型の温度計です。離乳食の温度を一瞬で、清潔に測ることができるので、赤ちゃんに食べさせてあげる直前に使用すると良いでしょう。また、沐浴用のお湯の温度も測れるので重宝します。基本的な性能はどの製品でも同じなので、ネット通販で一番安い価格のものを選んでも問題ありません。

離乳食づくりに役立つ家電を使う際の注意点

ハンドブレンダーや低温調理器は、使用後に必ず、丁寧に洗ってください。特に、離乳食づくり以外の調理でこれらを用いた際は、知らず知らずのうちに、赤ちゃんにアレルギー反応が出る食材を使っていることがありますので、使用後の洗浄は徹底しておきましょう。

育児に役立つオススメ家電3選

ここからは、日頃の育児で役に立つ家電をご紹介します。お家にないという方は、購入を検討してみてください。

育児に役立つ家電①内耳式体温計

オムロンの内耳式体温計
オムロンの内耳式体温計

小さなお子様の体温を測るとき、じっとしてくれなくて、苦労する方も多いのではないでしょうか? 内耳式体温計であれば、1秒で体温を測ることができるので便利です。オムロン製のものであれば、正確な体温を測れるという面でもすぐれているので、大人が毎日の検温をするにも向いています。ただし、使用後は消毒することを忘れないでください。

育児に役立つ家電②空気清浄機

パナソニック「ナノイー」の空気清浄機
パナソニック「ナノイー」の空気清浄機

離乳食を食べはじめた赤ちゃんの排泄物の臭いに悩まされている場合は、空気清浄機を設置しましょう。設置する際は、場所による使い分けがポイントになります。赤ちゃんが生活するスペースとそうでないスペースで、空気清浄機をわけると良いでしょう。

赤ちゃんが生活するスペースには、パナソニックの「ナノイー」やシャープの「プラズマクラスター」などのイオンを発生させるタイプ、もしくは活性炭フィルターがついたものが臭いの除去という面では適しています。最近は、消臭殺菌効果の高い次亜塩素酸水を噴射するタイプが注目を集めていますが、粒子が付着したものを赤ちゃんがなめてしまうと体に良くないので、小さなお子様がいるご家庭にはあまりオススメできません。

使用済みのオムツをトイレで一時保管している場合は、オゾンを発生させるマクセルの「オゾネオ」という除菌消臭器もオススメです。

育児に役立つ家電③加湿器

ダイニチのハイブリッド式加湿器
ダイニチのハイブリッド式加湿器

部屋の乾燥によるウイルス感染防止として、加湿器もあると良いでしょう。赤ちゃんは自分で病気の予防ができないので、親御様が快適な環境を整えてあげてください。特に、床暖房や全館空調などのエアコンを利用している場合、室内温度の上昇とともに湿度が低下するので、必需品となります。

加湿器は、スチーム式、超音波式、自然気化式、ハイブリッド式の4つのタイプがありますが、小さなお子様と一緒に暮らしているのであれば、安全な自然気化式かハイブリッド式がオススメです。
スチーム式だと加湿するために熱い蒸気が出るので、触るとヤケドしてしまう危険がありますし、超音波式だと貯水した水にカビが発生しやすいので、部屋中に発生したカビを撒き散らしかねません。

機能性が大幅アップ! 最新のベビーカー事情

近年、ベビーカーのハイテク化が進んでいる
近年、ベビーカーのハイテク化が進んでいる

最後に家電とは少し違いますが、最新のベビーカー事情についてご紹介します。
近年、ベビーカーはハイテク化が進んでいることをご存知でしょうか? 新素材を用いることでアスファルトからの照り返し熱を防止したり、タイヤにサスペンションをつけて衝撃を吸収したりと機能面が充実しています。さらに操作性も格段に向上しました。また、これまで一般的だった四輪式に加えて、三輪式ベビーカーの普及も進み、用途に合わせて選べる幅が広がってきたこともポイントです。

三輪式ベビーカーはこんな方にオススメ

三輪式ベビーカーはタイヤが大きく、安定性がある
三輪式ベビーカーはタイヤが大きく、安定性がある

三輪式ベビーカーはタイヤが大きいため、安定性があります。小回りが利くので方向転換もしやすく、凸凹道や砂利道でも振動を抑えながらスイスイと進めるのが特徴です。ただし、安定性がある分、四輪式と比べて重いので注意してください。田舎や郊外で暮らしていて、よく車を利用されるという方はベビーカーごと積めるので問題ないですが、都心にお住まいで電車移動が多い方だと負担を感じやすいかもしれません。

Joie(ジョイー)のベビーカーはシート部分の取り外しが可能
Joie(ジョイー)のベビーカーはシート部分の取り外しが可能

また、イギリスの「Joie(ジョイー)」というメーカーのベビーカーは、シート部分を取り外せば、車のチャイルドシート代わりに使うことができるすぐれもの。三輪式と四輪式、どちらも扱っているので、車移動が多い方は購入を検討してみてはいかがでしょう。

四輪式ベビーカーはこんな方にオススメ

四輪式ベビーカーはコンパクトで畳みやすい
四輪式ベビーカーはコンパクトで畳みやすい

四輪式のベビーカーはコンパクトに畳みやすく、収納しやすいのが特徴です。三輪式よりも軽いので、段差を持ち上げる際も負担を感じることが少なく、電車やバスで移動することが多い方にはオススメと言えます。

赤ちゃん育児に便利な家電とハイテクベビーカー特集 まとめ

家電を上手に使うことで、育児と家事の負担を軽減することができます。各製品のメリットとデメリット、注意点を知り、自分に合ったものを選びましょう。

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