子育ては大変だけど幸せ! ママ・パパに聞く「親になってよかったこと」ランキング

生まれたときからずっと、今日が一番たいへんな日と思える育児。たまには放り出したくなることもあるでしょう。それでも、親になってよかったと感じることも多いですよね。 我が子の幼い寝顔に癒されたり、思わぬ成長に驚かされたり、子どもが何より大切な存在だと思えたり、自分自身が親の愛情に気付かされたりなど、数え切れないほどのシーンがあると思います。そこで、マイホームマガジンでは「親になってよかったと思うこと」をテーマに、20〜60代の男女にアンケートを実施。子どもを持つ親御さんからの愛情あふれるコメントや心温まるエピソードがたくさん寄せられたので、アンケート結果とともにご紹介します。子育てを通じて感じる幸せの数々に、思わずほっこりすること間違いなしです!

子どものかわいい姿が見られた、成長や親子の絆……「親になってよかったと思うこと」アンケート調査の結果

親になってよかったと思うことを子育て経験のある20～60代の男女にお聞きした結果、1位は「子どもと一緒に遊んだり旅行に行けたりする」となりました。全体の約8割近くの方がこの回答を選んでいます。次いで2位は、同率で「寝顔やよちよちあるきなど子どものかわいい様子を見られた」と「子どもを何より大切な存在と感じられる」でした。上位4位までは全体の7割以上の方が選んでおり、子育てのなかでさまざまな幸せを感じていることがわかります。それぞれの回答を選んだ理由やエピソードを詳しく見ていきましょう。

親になってよかったと思うことアンケートの第1位は「子どもと一緒に遊んだり旅行に行けたりする」

一緒に遊ぶことが楽しいと感じて、休日が楽しみになった
純粋に子どもとのコミュニケーションが楽しい。話しているのがうれしい
日々の団らんや、休日に子どもと遊びに行ったり食事をしに行ったりすることが楽しいし、癒される
一緒に旅行や食事をして喜んでもらえた
自分が幼いころに体験できなかったキャンプやスキーなどを体験させた
就職した子どもが旅行などに連れて行ってくれる

親になってよかったと思うことの1位は、「子どもと一緒に遊んだり旅行に行けたりする」でした。子どもと過ごす時間を「楽しい」と感じる声が多く寄せられています。とくに「休日が楽しみになった」「日々の団らんや遊びに行くことで癒されている」のようなコメントからは、子どもの存在が毎日の活力になっていることが感じられますね。「自分が幼いころに体験できなかったことを子どもに体験させた」というコメントからは、子どもを通じて自身も充実感を抱いていることが伺えます。また、「就職した子どもが旅行に連れて行ってくれる」といったエピソードは、子どもを育て上げた親の喜びが垣間見えて、その関係性に心が温まりますね。

何か特別なことがなくても、子どもと過ごす時間がいいなと思っている
子どもがうれしそうにしているところを見ると、自分も幸せな気持ちになれる
子どもといる貴重な時間を過ごせていると思う
子どもが生まれてくれたおかげで、いろいろなことができていると感じる
子どもがいることで日々の生活が本当に充実している。朝起きてから寝るまで、楽しいことも腹が立つことも含めて満喫している

「子どもといるだけで幸せ」という思いを寄せてくれた方も多数いました。一緒にいるだけで幸せな気持ちにさせてくれる我が子という存在を、愛おしく思っていることが伝わってきますね。

同率2位「寝顔やよちよちあるきなど子どものかわいい様子を見られた」

無条件に子どもがかわいいと感じる
とにかくかわいい。体や心の成長を間近で見て感じられている
もともと子どもが好きなわけではないが、自分の子どもは格別にかわいい
自分に愛情を表現してくれる
3歳までのかわいい様子が見られてよかった

2位は「寝顔やよちよちあるきなど子どものかわいい様子を見られた」で、「無条件にかわいい」「とにかくかわいい」といった声が印象的です。小さなころの様子について特筆される方も見受けられ、幼子の素直でかわいらしい姿は、親の目によりいっそう愛らしく映ることがわかりますね。また、「もともと子どもが好きなわけではないが、自分の子どもは格別」というコメントからは、親になったからこそ得られる特別な感情が伝わってくるのではないでしょうか。

こんなに愛おしい存在に出会えるとは思わなかった
日々、子どもの成長が自分の生きがいとなっている
日常で子どもと過ごす時間がかけがえのないものだと感じているし、子どもの成長を見られることをうれしく思う

「子どもの成長が生きがい」「日々の時間がかけがえのないもの」などのコメントからは、子どもがかわいらしいと思えることは一時的な感情ではなく、親としての充実感や生きがいにつながっていることも伺えますね。これらのエピソードからは、子どもとの日常が何気ない時間であっても、特別で愛おしいものだとあらためて感じさせられます。

同率2位「子どもを何より大切な存在と感じられる」

子どもができて人生が豊かになった
かけがえのない宝物と感じられている。いろいろと期待してしまう部分はあるが、無事に生まれてきてくれたときの「健やかに育ってくれさえすればいい」という気持ちは忘れないようにしたい
命がつながっていると感じる
いつでも子どものことを考えると心が幸せになる
習い事などで頑張る姿などをみたとき
純粋な愛情を子どもからもらうことで、大切に感じられている
絶対的存在として必要に思ってくれているし、こちらもそう思っている。日々の時間を共有できることはとても幸せ
不妊治療など苦労はしたが、生まれてきてくれてありがたかった

同じく2位にランクインしたのは「子どもを何より大切な存在と感じられる」で、「大切なものができた」「人生が変わった」と感じている方が多いことがわかります。子どもの存在によって、命の尊さを実感するコメントも印象的ですね。お子様と日々一緒に過ごしたり、頑張る姿を見たりと、さまざまなシーンで幸せを感じているとの声も数多く寄せられました。子どもからの愛情表現や寄せられる信頼も、我が子を大切に思う気持ちを増幅させているように感じられますね。また、子どもを授かるまでに苦労をした方からも、その存在に感謝する声が届きました。ほかのコメントにも共通する“生まれてきてくれたことへの感謝”をより強調する内容と言えるでしょう。

理屈なく子どものためなら何でもできると感じた
自分が働く意義が持てた
子どもがいることでいろいろな制約はできてしまったが、それでも子どもの存在を愛おしく感じる
自分はそれほど子どもが得意ではなく、いざ親になると大変さもあるが、成長やかわいさなどを日々経験することができ、自分にとってかけがえのないものになっている
孫が生まれて子育てを頼られている。体はきついが精神的にとても癒されるし、笑顔が増えた

「子どものためなら何でもできる」「子どもが働く意義になった」など、それまでの価値観が変わったような内容のコメントもありました。まさに子どもが“何より大切な存在”だからこそ、言える言葉ではないでしょうか。また、「制約はできてしまったが子どもが愛おしい」「大変さもあるが、かけがえのない存在」といったコメントからは、何かを我慢したり、大変な思いをしたりしても、子どものために頑張れるという強い愛情が感じられます。元来、子ども好きではない方からも同様の声が寄せられており、それだけ子どもという存在がもたらす力は大きいのだと言えるでしょう。

「孫育てを頼られて笑顔が増えた」というコメントからは、かけがえのない存在である我が子から頼られ、大事な孫を任されることへの幸福と充足感が感じられます。親子の絆と幸福の連鎖を感じる素敵なエピソードだと言えますね。

第4位「子育てを通じて自分も成長できた」

子どものことを考えて、頑張ることができるようになった
子どもと一緒に成長できているし、さらに成長していきたいと思えるようになった
子どもにとってのロールモデルに少しでもなれるよう自己成長の意識が強くなった
人生においてあまりに大きなイベントであり、全体的に人としての責任感が強くなった
小学校～高校までには紆余曲折あり苦労もしたが、子育てにより自分自身も成長できた
子どもを持つ大変さは想像できているつもりでいたが、話で聞く1000倍以上、大変さも喜びも違った。経験がすべてではないかもしれないが、経験しないとわからないことの最たるものと思った

4位の「子育てを通じて自分も成長できた」には、子どもを介して気付きを得て、成長する機会があったと感じている方からのコメントがたくさん届きました。「子どもとともに成長したい」「子どものロールモデルになりたい」「責任感が強くなった」など、子どもを持ってから意識が変化した方も多いようです。子育てを「想像の1000倍以上の大変さ」と表現したコメントからは、大変ながらも実りのある経験だということが伺えますね。

子どもに「親にしてもらっている」感じ。1日1日成長が見られてうれしい
「子育ては親育て」だと強く思っている。子どもが0歳なら自分も親として0歳で、子どもの成長とともに親としての考え方・振る舞い方を学んできた
子どもが生まれて0歳と同時に親として0歳から一緒にスタートした。いい経験をしてきたと思う
大人から見た視点と子どもから見た視点は違うこと、子育てをしているつもりが日々学ばせてもらっていると感じている
子どもが進学先などを考え、選択することを応援することで、自分も成長できた

「子どもが親にしてくれた」「子育ては親育て」など、“子どもを育てながら、自分も育てられている”といった感覚の方が少なくないことも印象的です。「子どもが0歳なら自分も親として0歳」のようなコメントからは、親として、人として成長できたという思いが感じられますね。また、子どもの進路選択の応援なども成長のきっかけになったというエピソードも寄せられました。

子どもと過ごすことで、自分の心の変化にも気付くことができた
子どもを大切にすることで、自分も大切だったことを実感した
自分の今まで自覚していなかった新しい側面を知ることができた
親になり行動範囲が広がり、今まで興味がなかった恐竜やレゴなどにも触れて知見が広がった
長女が生まれて抱き上げたときに、がらっと世界観が変わった。生きてくれているだけで「ありがとう」と思える存在があるんだと、知ることができた
家庭内で感情を表現できるようになった
せっかちだったが、子どもの支度をするときに思うようにいかないと感じ始め、ある程度心に余裕ができた
子育てを通じて、世の中のさまざまな状況に置かれている方を気に掛けることができるようになり、視野が広がった。想定通りにいかなくても別の手段をとるなど、今までよりも少し広い心で物事を考えられるようになった

子どもと過ごす時間のなかで、さまざまな気付きがあったという意見も数多く寄せられました。子どもの存在によって世界観が広がることもまた、自身の成長につながっていると感じられるようです。知見が広がったことの一例として恐竜やレゴが挙げられるのは、子育て中の親ならではのエピソードで微笑ましいですね。

「感情を表現できるようになった」「心に余裕ができた」「今までよりも広い心で物事を考えられるようになった」などのコメントからは、子育てが自身の内面に大きな影響をもたらしたことが伺えます。子どもの存在は、親の人間的成長にも寄与するのだと言えるのではないでしょうか。

自分が親にあまりかまってもらえなかったので、子どもにはできる限りの支援をしたいと思っている
自身の親を参考にしたり、反面教師にしたりして、自身が親として成長できていると思う
子育てを通じて、自身の理解や両親のありがたさを感じ、自分が学習する励みになっている

回答のなかには「親を反面教師にしている」、あるいは「参考にして子育てをしている」といったコメントも見られました。自身の親子関係のよい面、悪い面をそれぞれ踏まえて“よい子育てをしたい”という思いを感じます。また、「子育てを通じて、自身の理解や両親のありがたさを感じ、自分が学習する励みになっている」というコメントからも、親子関係と子育てとの深い関連性が読み取れますね。

第5位「親の気持ちや愛情を理解できた」

親の気持ちが今になってわかった
親の大変さとありがたみを痛感した
親の気持ちは、親にならないとわからない
自分が子どもを持って、初めて親のありがたみがわかった
親の立場にならないとわからないことは多々あると思う
自分がよく怒られていた理由がわかった

5位の「親の気持ちや愛情を理解できた」には、子育てを通した気付きや学び、そして自分を育ててくれた親への深い感謝を感じられる声が届いています。「子どもを持って初めて親のありがたみがわかった」「親の立場にならないとわからないことがある」など、多くの方が子育てのなかで親御さんの苦労や愛情を実感していることがわかりました。また、「親の大変さを痛感した」「自分が怒られていた理由がわかった」のようなコメントからは、子どものころは理解できなかった親の言動への気付きが感じられますね。さらに、自身の子育てや親への感謝について、具体的なエピソードも寄せられています。

子どもはまだ乳児で世話は大変だが、自分もこうして親から世話されて育ったんだなと実感した
子どもの離乳食が始まってから、赤ちゃんが自分で食べられるようになるまでには、多くのステップがあり手間暇がかかることだと知って、自分の母親に感謝できた
自身も同じように生まれて育ってきたんだと思うと、自分が小さいころに親が何を考えて発言・行動していたのかに思いを寄せるようになった
自分が受けた幸せをきちんと与えることができていると思う
今振り返ると、考え方・振舞い方のベースとなっているのは、親が私にしてくれたことだったと感じる
親からは叱られずに育てられたので、我が子も叱らずに育てたらよい大人になった。子どもが自分を超えることが何よりうれしい

乳児の子育てに苦労しながら「自分も親にしてもらったんだ」と感謝するコメントがいくつも見受けられました。親と同じ経験をすることで、自身が大切に育てられ愛されていたことがあらためて感じられるようです。「考え方・振る舞い方のベースは親が自分にしてくれたこと」「叱らずに育てられたので我が子にもそうした」などは、自身の子育てに親御さんが影響していることが伺えるエピソードですね。

第6位「合格や表彰、学校行事などで子どもの成長を感じられた」

習い事の応援や、進学や就職などの成長を見ることができた
子どもの成長が何よりもうれしい
子どもの成長にこちらが勇気をもらう日々

第6位は、「合格や表彰、学校行事などで子どもの成長を感じられた」で、目に見える形で子どもの成長を実感できることは、親にとって大きな喜びだというコメントが寄せられました。子どもの成長過程を間近で見ることで、感動や勇気をもらえる機会となっているようですね。

就職するまでをずっと見守ることができて、ひとつのドラマを見ているような気持ちになれた
子どもの成長を見ることができたのは、人生にとって貴重な経験だった
自分の教育次第（学力ではなく人生という意味）で、子どもの可能性を広げることができ、その経験をさせてもらっていることは非常に貴重な体験
健やかな成長を見守れるのは親の特権

子どもの成長を見守りつつ、目標に向けてともに歩むことが特別な経験であり、ほかでは味わえない貴重な瞬間であるという意見も目立ちました。「ひとつのドラマを見ているような気持ちになれた」というコメントは、とくに印象的です。目の前でひとりの人間が生まれ、大人になっていく様子を見守ることができるのは、まさに親としての“特権”ですね。合格や表彰、学校行事などが子どもの成長を確認する場となり、親自身の心も豊かにしていると言えるでしょう。

第7位「『大好き』などと好意を表す言葉を言ってもらえた」

ふとしたことで、好きと伝えられるとうれしい。伝える気持ちの大切さを子どもから教えられた
寝る前に、子どもから「ママ、大好きだよ」と言われることほど幸せな時間はないと思う
「お母さんがいい」と言われ、自分が必要とされていると感じた

第7位は「『大好き』などと好意を表す言葉を言ってもらえた」でした。子どもからの率直な「好き」という言葉は、親に特別な喜びをもたらすようです。親としての存在意義や、我が子から愛されているという実感を強く感じる瞬間であり、日常のなかで大きな心の支えとなっているという方が多く見受けられました。

“愛おしい”という感情を知ることができた
「この家に生まれてきてよかった」と大学受験のころ無口な息子がぽろっと言ってくれたとき、育児が報われたと痛感した
子どもがいて幸せだと思う時間が増えた

子どもの言葉や行動によって、育児の努力が報われたと感じたり、“愛おしい”といった新たな感情が芽生えたりするようです。とくに「この家に生まれてきてよかった」というエピソードは、胸がいっぱいになりますね。子どもの一言が、親子の絆をより深めるきっかけとなっていることが伺えます。寄せられたコメントから、子どもに「大好き」のような好意を表す言葉を言われると、親としての喜びや幸福を実感するのだとわかりますね。子どもとの他愛もないやり取りのなかに、幸せの種が隠れているのかもしれません。

第8位「子どもを通じて交友関係が広がった／新しい出会いがあった」

とくに保育園のとき、親同士の交流から交友関係が広がった
保育園や小学校など、子どもを通した親同士の付き合いは、自分にとって新しい発見につながった
学校を通じた知り合いの増加は有意義
子どもの習い事や学校行事を通じて、父親間の地元交流が盛んになった
子どもの部活動に参加して、親の交流範囲も広がってよかった
息子がサッカーをやっている関係で交友関係が広がった

第8位は、「子どもを通じて交友関係が広がった／新しい出会いがあった」でした。子どもをきっかけに始まる親同士の交流は、新たな発見や広がりをもたらすようです。とくに、学校や習い事を通じて築かれる人間関係は、親にとっても貴重なつながりとなり、日常生活がより豊かになっていることがわかります。

子どもを通した交友関係で、近所の人に助けられることがあった。子どもがいなかったら近所の人とここまで親しくなれていなかった
保育園を通じたお祭りなどで、地域とのつながりを持てた

子どもを通じて地域や近所との関係も深まり、交流の場が増えるだけでなく、地域社会での安心感やサポートを得るきっかけにもなっているようです。地域のつながりは、日常生活を送るうえで支え合いを実感できることも多いので、心強いですね。子どもの環境の変化は、親にとっても新しいつながりを生む貴重な機会となっていることがわかります。

第9位「子どもに合わせて趣味の幅が広がった／好きなことが増えた」

経験の幅が広がった。楽しいと思うことが増えた
運動不足だったが、子どもの自主練に付き合うことで運動する機会が得られた
親にしてもらってうれしかったことや、してもらえなくて悲しかったことを、自分の子どもにはするようにしている。同時に、自分も楽しんでいる

第9位は、「子どもに合わせて趣味の幅が広がった／好きなことが増えた」で、子どもの影響を受けて、新しい趣味を見つけられたり興味関心の幅が広がったりしたとのコメントが目立ちました。運動不足の解消や、親としての経験を共有する楽しみも挙げられており、生活の質を向上させる一因になっている方もいるようです。

第10位「母の日や父の日などにプレゼントをくれた」

プレゼントをもらえるのはうれしかった
私の誕生日に家族全員が集まり、子どもと妻からお祝いをしてもらったことがうれしかった
毎年、誕生日にお酒をもらって一緒に飲んでいる

第10位は「母の日や父の日などにプレゼントをくれた」でした。特別な日に子どもから贈られるプレゼントやお祝いの言葉は、親としての幸せを感じる瞬間ですね。自身の誕生日に、成人した子どもからもらうお酒を一緒に飲むのは格別でしょう。イベントを通じて親子の絆がさらに深まり、日々の生活に新たな価値をもたらしていることがわかります。

第11位「孫が生まれて親孝行ができた」

親が孫と会うのを楽しみにしてくれていて、親孝行できているように思う
何事にも感謝する気持ちが芽生えてしみついた

11位は「孫が生まれて親孝行ができた」でした。「親が孫と会うのを楽しみにしている」というエピソードからは、孫の存在が親世代にとっても大きな喜びであり、その姿を見ることで「親孝行ができている」と感じられるのだとわかります。親子三世代の絆をより強く結びつけている様子が伺えますね。孫の誕生という新しい命のつながりは、親孝行しようと思う気持ちを芽生えさせ、より広い視点での家族の絆やサポートの重要性を認識するきっかけにもなるようです。

「その他」を選んだ方のコメント&エピソード

最後に、「その他」を選んだ方のコメントやエピソードを見てみましょう。

子育てでしか学べないことが多くある
知らない分野を学べたこと。純粋にコミュニケーションが楽しい。話しているのがうれしい

子育てを通じて、新たな知識や視点を得ることができるという意見がありました。子どもとの関わりやコミュニケーションが親にとっても学びの場となり、親自身が成長する貴重な機会となっていることが伺えます。

社会、政治、科学技術の問題など、広範囲な話題でも私と対等に話ができるまでに成長してきたこと。自分の考えを持てる人間に育ってくれた

子どもが成長し、親子で対等に意見を交わせるようになったという喜びのコメントも寄せられました。親が関心を持つテーマについて子どもの考え方を聞けるのは、とても感慨深いですね。我が子の成長を実感できるエピソードだと言えるでしょう。

世界でこんなにも自分が必要とされていると感じられる
子どもをつくり、一人前に育てることが生まれてきた義務だと感じるようになってきた。子どもができると自分だけの価値観で生きられなくなるのは、大きな人生の転機だと思う

子どもを育てるなかで、親としての役割や存在意義を強く実感する声も見られました。自身や夫婦の価値観とはまた違う、家族という単位で考え行動するようになることで、人生観にも大きな変化が生じたという方もいるようです。

ママ・パパに聞く「親になってよかったこと」ランキング まとめ

親になってよかったと思うことのアンケート結果をご紹介しました。子どもと一緒に遊んだり、寝顔を見たり……日常の何気ない瞬間に子どもの成長を感じ、愛おしいと感じる回答がランキング上位を占めました。また、「子育てを通じて自分も成長できた」「親の気持ちや愛情を理解できた」というように、子育てが自身の人生を豊かにし、価値観を広げる貴重な経験になっている方も多いようです。さまざまなコメントやエピソードが寄せられましたが、どれも親子の愛情や家族のつながりに根ざしているものばかりでした。子育て中は、大変なことや思い通りにならないことも多くありますが、かけがえのない幸せや気付きも確かにあります。親子の時間を大切に、一瞬一瞬を楽しんでくださいね。

ママ・パパが選ぶ小学生向けオススメプレゼントとは?
ママ・パパに聞いた「あげて良かった!」子どものプレゼント 小学生編

世代を超えてつながる三世代旅のヒント
旅育のプロに聞く!親子ふたり旅・三世代旅・子どもひとりチャレンジを成功させる秘訣

防犯ママが「予知防犯」と「防犯生活」を解説
子どもを犯罪者から守るには? 親子で学ぶ防犯対策を防犯アナリストが解説

新築一戸建て注文住宅購入者のインタビュー記事はこちら