折り紙でつくるドラゴン!カッコいい立体モンスター3選の折り方を折り紙作家が解説

日本の伝統的な遊びである折り紙は、子どもから大人まで、世界中のあらゆる世代を魅了し続けています。折り紙作家のフチモト ムネジさんによると、最近は「難易度の高い、複雑な作品に挑戦したい!」という方も増えているのだとか。そこで、難しいけれど折ってみたくなるカッコいいモンスター3選をフチモトさんにピックアップしていただきました。迫力満点の「怪獣」、立ち姿が雄々しい「ドラゴン」、2024年の干支でもある「龍(辰)」の折り方を動画付きでご紹介します。これらのモンスターはどれも一枚の折り紙でつくれて、立体的なフォルムが魅力的! 折り紙の基本的な折り方と上達のコツ、さらに各作品のポイントを画像付きで教えていただいたので、ぜひ挑戦してみてください。

折り紙のプロ・フチモトムネジのプロフィール
フチモト ムネジ プロフィール

折り紙作家・グラフィックデザイナー&アートディレクター

2005年、当時幼稚園に通う長男の折り紙遊びがきっかけで創作折り紙を開始。動物やロボット等のモチーフを中心に「切らずに1枚で折る折り紙」の創作活動を続けている。
著書に「おりがみペットパーク」「モダンオリガミ」「オリロボ オリガミソルジャー」「オリパペ」「手間を楽しむ折り紙袋」「爬虫類・両生類折り紙」「折り紙昆虫記」「あっぱれ折り紙」「オリガミューズメントパーク」「オリガミアドベンチャーランド」などがあり、海外でも翻訳されている。2021年3月より紙を使ったおもちゃの開発事業を開始。専用折り紙でロボットを作る「オリロボパーフェクトキット」や折り紙熱帯魚でモビールを作る「おりがみモビールキット」、少し難しい折り図が入った「チャレンジおりがみ」など発売中。
フチモト ムネジ Instagramアカウント

折り紙作家のフチモト ムネジです。近年、難解な折り紙キットを文具店で見かけるようになりました。私のYouTubeチャンネルでも、世界中の方が上級者向けの折り紙作品にチャレンジしてくれているんですよ。今回はそのなかから、難易度の高い作品に挑戦してみたい方向けに、立体的なモンスターを3つ選びました。見た目をカッコよくデザインしたものばかりで、難しいと言っても構造はなるべくシンプルにしています。折り紙中級者の方であれば、きっと上手に折れるはず。これから折り紙を始めようという方もご安心ください。折り紙の基本から解説しますので、ぜひカッコいいモンスターづくりにチャレンジしてくださいね。

目次
1.折り紙の基本とコツを折り紙作家フチモト ムネジさんが解説
2.一枚の折り紙でつくる立体のカッコいいモンスター①折り紙初心者でも挑戦しやすい【怪獣】
3.一枚の折り紙でつくる立体のカッコいいモンスター②立てて飾れる【ドラゴン】
4.一枚の折り紙でつくる立体のカッコいいモンスター③お正月にぴったりな2024年の干支【龍(辰)】
5.一枚の折り紙でつくるカッコいい立体モンスター3選 まとめ

折り紙の基本とコツを折り紙作家フチモト ムネジさんが解説

折り紙の基本とコツを折り紙作家フチモト ムネジさんが解説

折り紙で作品をつくるうえで大切なのは、丁寧に折ることです。とくに折り紙の「フチとフチ」「角と角」をしっかり揃えるようにしましょう。作品のクオリティが自然と上がりますよ。作品をつくるガイドラインである「折りすじ」は、より丁寧に折ることを心掛けてくださいね。

そして、作品を最後まで完成させることも重要です。折り進めていくうちに混乱したり、ミスをして紙がぐしゃぐしゃになったり……難易度が高い作品ほど、途中で投げ出したくなるかもしれません。しかし、手本通りにできなくても、少し見た目が悪くなっても構わないので、最後まで完成させましょう。たとえ折り紙が破れてしまっても、セロハンテープなどで補修し、続けてみてください。作品を最後までつくり上げることで経験が蓄積され、確実に折り紙の腕が上達していきますよ。最初は思った仕上がりにならなくても、2回、3回と折るうちに、どんどん良いものがつくれるようになることでしょう。

折り紙動画を参考に折るときのポイント

折り紙動画を参考に折るときのポイント

動画を見ながら折り紙をする方に向けて、アドバイスがあります。それは“まず動画を一通り見ること”です。つくりたいものの動画を見つけたら、すぐに折りたくなるかもしれませんが、まずは最後まで見てみましょう。動画をしっかり確認することで、作品ができあがるまでの工程を把握できるからです。初見で折り始めてしまうと、自分がどこを折っているのかわからなくなったり、折った後のかたちが理解できなかったりして失敗しかねません。必ず一度は動画を通して見てから、折り始めるようにしてくださいね。

覚えておくと役に立つ! 折り紙の基本の折り方

覚えておくと役に立つ! 折り紙の基本の折り方

折り紙には、“基本の折り方”と呼ばれるものがいくつかあります。書籍などではそれぞれの折り方が解説されているのですが、動画を参考に折り紙を始めた方にとっては、意外と知る機会が少ないようです。今回ご紹介する3作品でも、基本の折り方を用いるシーンが何度も出てきますので、いくつかご紹介したいと思います。覚えておくと、折り紙への理解が深まり、作品を折り進めやすくなりますよ。

●中割折り

折り紙の基本の折り方「中割折り」

「中割折り」は、紙の重なっている部分を開き、角を押して内側に折り込む手法です。さまざまな作品で多用される折り方ですね。動画では、どこを谷折りにして、どこが山折りになるのかわかりにくい場合もあるので、工程や仕上がりをしっかり確認しましょう。

●段折り

折り紙の基本の折り方「段折り」

「段折り」は、山折りと谷折りを交互におこなって、段になるように折る手法です。今回紹介する作品では「怪獣」の尻尾や「ドラゴン」の翼で活用しています。怪獣の尻尾のように基本に忠実なものから、ドラゴンの翼のように応用編として斜めに折るケースも。動画を参考にするときは、どちらの面が上になるかなどをよく見て、間違えないようにしてくださいね。

●かぶせ折り

折り紙の基本の折り方「かぶせ折り」

「かぶせ折り」は、紙を外側から内側へと裏返し、被せるように折る手法です。今回紹介する作品のなかでは「怪獣」や「龍(辰)」の頭で使います。動画ではわかりにくいシーンもあるので、どの折りすじを使って折っているのかをよく確認すると良いでしょう。

折り紙の選び方

折り紙の選び

今回ご紹介する「ドラゴン」と「龍(辰)」では、両面折り紙を使用しています。表裏の色を活用できる「インサイド・アウト」という技法が使えて、表現の幅を広げることができるからです。両面折り紙は、メーカーによって色の組み合わせや厚みが異なるので、好みのものを探しましょう。また、折り紙にはさまざまなサイズがあって、大きいほうが細かい作業がしやすく、迫力のある作品になりますよ。
「ドラゴン」と「龍(辰)」に限っては、薄くて大きいサイズの両面折り紙を使うのが良いと思います。ディティールを再現するとき、折りやすくなるからです。ちなみに、折り紙のサイズや種類によって作品の印象やつくりやすさが変わってくるので、慣れてきたらいろいろ試してみるのも面白いですね。

一枚の折り紙でつくる立体のカッコいいモンスター①折り紙初心者でも挑戦しやすい【怪獣】

最初にご紹介するカッコいい折り紙モンスターは「怪獣」です。モンスター系は、動物や鳥などの作品と比べて難易度が高い傾向ですが、この怪獣は折り紙初心者の方でもチャレンジしやすいと思います。動画では24センチ×24センチの折り紙を使っていますが、15センチ×15センチでもOK。サイズ違いでつくって、並べてみるのも面白いかもしれませんね。大きいと迫力が出ますし、折り紙の色によってイメージも変わるので、好きなサイズや色を選んでみてください。

【怪獣】ポイント①顔、前足の原型をつくる

【怪獣】折り方のポイント 顔、前足の原型をつくる

動画の1:07〜は顔と前足になる部分をつくっています。1:58〜の工程は、「鶴」を折るときのように進めましょう。

【怪獣】ポイント②足のつくり方

【怪獣】折り方のポイント 足のつくり方

2:52〜は足になる部分をつくる工程で、まずは後ろ足の原型を折っていきます。5:17〜は、次の工程のために折りすじを付けているシーンですね。6:55〜は、その折りすじを使って「つまみ折り」を応用した折り方をしています。上図のように三角形の上2辺は折りすじ通りに折り、底辺は真っ直ぐ折りましょう。必要なところにしっかりと折りすじが付いていれば、キレイに畳んでいけますよ。

【怪獣】折り方のポイント 前足をつくる

8:07〜は前足をつくる工程。折りすじに揃えて折るだけで前足ができあがります。8:17〜は前足の完成度を上げる工程で、折り目を隠してキレイな見た目にするための「かぶせ折り」をしています。わかりにくい場合は、スロー再生で確認してくださいね。

【怪獣】ポイント③背びれのつくり方

【怪獣】折り方のポイント 背びれのつくり方

9:11〜は背びれをつくる工程です。一番上の背びれは、上図でつまんでいる部分を「中割折り」してから開くと、怪獣らしい背びれになりますよ。10:01〜は、よりカッコよく見せるために形を整えています。

【怪獣】折り方のポイント 2つ目の背びれをつくる

11:01〜は2つ目の背びれをつくる工程。11:04あたりで指を差している折りすじを使って、内側に折っていきます。すると、後ろ足の原型となるあたりがたるんでくるため、調整しながら折っていきましょう。12:13〜は同じように3つ目の背びれをつくります。どの折りすじを使っているのか、あるいは折りすじがない部分なのか、動画をよく確認しながら進めてくださいね。2つ目と3つ目の背びれは、ひとつ目よりも大きいものをつくるとフォルムがカッコよくなります。

【怪獣】ポイント④尻尾のつくり方

【怪獣】折り方のポイント 尻尾のつくり方

12:56〜は尻尾をつくる工程。「中割折り」を用いて先端まで一気に折り、尻尾を細くしましょう。15:10〜は「段折り」を使って尻尾を蛇腹にしています。私は5段階の蛇腹にしていますが、段数は好みでOK。蛇腹になったら尻尾が反るように角度を付けて、出っ張っている部分を裏側に折って整えていきます。

【怪獣】ポイント⑤後ろ足をつくり込む

【怪獣】折り方のポイント 後ろ足をつくり込む

17:34〜は後ろ足をつくり込んでいます。足先は開き方を少し変えて「中割折り」をした後、さらに角度を付けてもう一度中割折りをしています。開き方や角度を工夫することで、より怪獣らしい後ろ足になりますよ。

【怪獣】ポイント⑥頭部のつくり方

【怪獣】折り方のポイント 頭部のつくり方

最後は頭部をつくっていきます。ここでは2種類の折り方を紹介しているので、やりやすい方法を選んでください。18:37〜は「かぶせ折り」をしながら一気に仕上げていく折り方(上図のパターン①)です。ただ、このパターンは難しいと感じる方も多いため、18:59〜は一度かぶせ折りをしてから、顔になる部分を引き出す方法(上図のパターン②)で折っています。最後は顔の先を中に折り込んで、完成です!

一枚の折り紙でつくる立体のカッコいいモンスター②立てて飾れる【ドラゴン】

次に紹介するのは「ドラゴン」です。ボディの大きなドラゴンをつくりたくて創作しました。「TYPE―F」と名付けた作品で、頭は以前ご紹介した「ガードラゴン」と同じですね。いろいろな作家さんがドラゴンをつくっていますが、この作品はシンプルなほうだと思います。自立するので、完成したらぜひ飾って楽しんでください。

ドラゴンは折り出す部分が多い作品で、一枚の折り紙から「頭」「尻尾」「4つの足」「翼」をつくります。動画では、完成度を上げるために折り重なった部分などを隠すシーンが何度も出てきますね。何のための工程なのか、動画を見ているだけでは伝わりにくいかもしれないので、その部分をしっかり解説していきます。折り方のポイントをたくさん紹介しますので、手が止まる工程があったらチェックしてくださいね。

「ガードラゴン」の折り方はコチラ

【ドラゴン】ポイント①縦横8等分に折りすじを付ける

【ドラゴン】折り方のポイント 縦横8等分に折りすじを付ける

まずは下準備として、縦横8等分に折りすじを付けます。折りすじは、作品をつくるうえでガイドラインとなるものなので、「角と角」「フチとフチ」をしっかり揃えて折りましょう。その後の工程をわかりやすくするためにも、キレイに仕上げるためにも重要なポイントです。

【ドラゴン】ポイント②頭、翼、尻尾の原型をつくる

【ドラゴン】折り方のポイント 頭、翼、尻尾の原型をつくる

動画の4:08~のシーンでは、折り紙を机に置いています。これは頭、翼、尻尾の原型で、これから形づくられていきますので、どこが頭で、どこが翼なのかなどをしっかりと覚えておきましょう。格段に折りやすくなりますよ。ちなみに、5:15~も折り紙を置いていますが、このシーンの4つの角が、これから足になります。

【ドラゴン】折り方のポイント 首にあたる部分を「つまみ折り」の要領で折り出す

5:30〜は、首にあたる部分を折り出しています。「つまみ折り」の要領で、動画をよく見ながら折っていきましょう。「怪獣」のポイント②と同じ折り方ですね。

【ドラゴン】ポイント③「中割折り」で足を折り出す

【ドラゴン】折り方のポイント 「中割折り」で足を折り出す

8:15〜は足を折り出す工程です。「中割折り」をすると、頭側は上図のようにズレて、尻尾側だけがぴったり揃うのですが、それが正解です。折り紙は、折り重ねるうちにズレが生じることもありますが、頭側のようにズレているのが正しいパターンもあります。わかりにくいところはスロー再生したり、何度も見直したりして確認しながら進めていきましょう。

【ドラゴン】ポイント④翼を折る位置

【ドラゴン】折り方のポイント 翼を折る位置

12:36〜は翼を折る工程で、折る位置は上図を参考にしてください。反対側は、この翼に合わせて折りましょう。

【ドラゴン】ポイント⑤見た目を整えながら細い前足をつくる

【ドラゴン】折り方のポイント 見た目を整えながら細い前足をつくる

12:43〜は前足をつくる工程です。前足を細くしてから、13:37〜の工程で見た目が気になる部分を隠しています。

【ドラゴン】ポイント⑥「段折り」で翼を立体的にする

【ドラゴン】折り方のポイント 「段折り」で翼を立体的にする

16:54〜は、翼を立体的に仕上げる工程。まずは翼の付け根を「段折り」しているのですが、尻尾側だけをズラして段折りするというテクニックを用いています。ちなみに翼の先端は、動画ではドラゴンの雰囲気を出すために3段で折っていますが、アレンジは自由。あえて折らずにそのままの形にしたり、もっと段をつくったりするのもアリです。

【ドラゴン】ポイント⑦頭部のつくり込み

【ドラゴン】折り方のポイント 頭部のつくり込み

18:35〜は頭部をつくり込む工程で、まずは顔をつくってからツノを折っていきます。19:13〜のツノを立ち上げた後と、19:22〜のツノの両サイドで「中割折り」を用いていますね。ディティールは好みで変えてもOK。ワークショップで子どもたちに教えるときも「好きにしていいよ」と伝えており、みんな楽しそうに創作していますね。首の角度も、自由に調整すると良いでしょう。

【ドラゴン】ポイント⑧背中が開かないように「留め折り」する

【ドラゴン】折り方のポイント 背中が開かないように「留め折り」する

20:19〜は「留め折り」をしています。背中側が開かないように固定するためのひと手間ですね。留め折りを加えると、完成度の高い作品になりますよ。

一枚の折り紙でつくる立体のカッコいいモンスター③お正月にぴったりな2024年の干支【龍(辰)】

最後は、2024年が辰年ということで考えた「龍(辰)」をご紹介します。龍にもいろいろなタイプの作品があり、ウロコを表現したような手の込んだ作品から、簡単なものまでさまざまです。難しすぎず簡単すぎず、見た目も申し分ないように、完成度と難易度のバランスを考慮しながら創作しました。

この龍は、私の著書「切らずに1枚で折る十二支と日本を楽しむ折り紙 あっぱれ折り紙」に掲載した作品をアレンジしたものです。構造は同じなのですが、顔のデザインを変えて、緑と赤の両面折り紙を使い「インサイド・アウト」で仕上げました。苦労したのは、正方形の折り紙から長細い体をつくるための工夫です。不要な部分を隠しながら、4本の足や頭など必要な部分を捻出するのが難しかったですね。挑戦するときは、まず動画を一通り見て、どの部分が体になるかなどの構造を理解してから折り始めましょう。構造が理解できれば、顔や尻尾などのディティールは自由に変えてもOK。龍に関しては、24×24センチの折り紙を使っても小さく感じるかもしれません。なるべく大きいサイズのほうが折りやすいと思います。難易度はかなり高い作品ですが、「怪獣」や「ドラゴン」をつくれるようになったら、ぜひチャレンジしてみてください。

【龍(辰)】ポイント①頭部パーツを確保する

【龍(辰)】折り方のポイント 頭部パーツを確保する

動画の2:42〜は、頭部の原型をつくるための工程です。口が開くようにするなど、クオリティを上げるためには最初に仕込みをしておく必要があるんですね。

【龍(辰)】ポイント②折りすじを付けるコツ

【龍(辰)】折り方のポイント 折りすじを付けるコツ

4:04〜は次のポイント③のための折りすじを付けています。4:37〜は上図で示しているように3分の1ずつ折りすじを付けていくのですが、ここに関しては正確にきっちり折ろうとしなくてOK。折り紙を折り重ねていくとどうしても分厚くなるため、多少ズレてしまうのは仕方のないことです。ただし、6:11〜と7:05〜の折りすじを付ける工程は、丁寧にやりましょう。ポイント③の細長い龍の体をつくる工程につながります。ここはきっちり揃えないとキレイに仕上がらないので要注意。

【龍(辰)】ポイント③不要な部分を折り畳んで隠す

【龍(辰)】折り方のポイント 不要な部分を折り畳んで隠す

7:58〜は、不要な部分を折り畳んでいきます。ポイント②で折りすじを付けた左右の端は使いません。体、足、尻尾の必要なところだけになるよう、折り畳んで隠しましょう。

【龍(辰)】ポイント④ツノを折り出す

【龍(辰)】折り方のポイント ツノを折り出す

10:18〜はツノを折り出す工程です。10:51〜の整形はなかなか難しいので、ゆっくり進めましょう。折りすじに沿って中に押し込むことで、ツノの尖っている部分ができます。一見ではわかりにくいので、動画の11:58〜13:15は、工程を繰り返し見せています。

(小見出し)【龍(辰)】ポイント⑤足を折り出す

【龍(辰)】折り方のポイント 足を折り出す

13:41〜は、足をつくる工程。最初に折る幅は、上図の通り折りすじ“ひとつ分”です。頭側と尻尾側を折ったら、いよいよ足を折り出しています。動画をよく見て、折りすじをうまく使って進めてください。

【龍(辰)】ポイント⑥体、尻尾、足、顔の順にディティールをつくり込む

【龍(辰)】折り方のポイント 体、尻尾、足、顔の順にディティールをつくり込む

19:54〜は体、尻尾、足、顔の順にディティールをつくり込んでいきましょう。体は尻尾に向かって「中割折り」を繰り返すことで、長くて力強い曲線を表現しています。足は根元を「段折り」に、先端を「中割折り」にして鋭い爪をつくり出しています。25:38〜は顔をつくり込む工程ですが、細かい作業となるため動画では頭部だけを大きく折ったものを使用しています。

最後にディティールをつくり込む工程が一番難しいと思いますので、体は工程通りにつくって、尻尾や足、顔はアレンジして自由に楽しむのも良いでしょう。

一枚の折り紙でつくるカッコいい立体モンスター3選 まとめ

立体的でカッコいいモンスター、「怪獣」と「ドラゴン」、「龍(辰)」の折り方を紹介しました。全体的に難易度は高めですが、どのくらいディティールをつくり込むかによって難しさが変わります。上手にできないつくり込みは飛ばして構いませんので、まずは最後まで完成させましょう。何度も完成させていくうちに作品への理解が深まりますので、必ず上達していきますよ。わかりにくい部分は、動画をスロー再生したり、画像のポイント解説を確認したりしてくださいね。簡単な折り紙では物足りなく感じる方は、最初からディティールをつくり込むのももちろんOK。完成したときの達成感は格別だと思いますから、ぜひ挑戦してみてください!

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