注文住宅は難しい!? 経験者に聞く注文住宅の良いところ・悪いところ

夢のマイホーム購入に向けて。注文住宅を購入したことのある人に、経験をふまえ注文住宅の良いところ・悪いところ、購入してどうだったかを伺いました。

注文住宅は難しい!?経験者に聞く注文住宅の良いところ・悪いところ

ライフスタイルや働き方が多様化したことで、マイホームに求める要望もさまざまになっていると聞いています。そこでMY HOME MARKET®(マイホームマーケット)では、現在のお住まいを「注文住宅」で購入した経験者に、注文住宅の良いところ・悪いところについて伺いました。
注文住宅は建売住宅と違い、自分たちの理想の間取りや内外装を自由に決めることができます。その反面、自分たちの予算枠内におさめたり、自分たちの理想のイメージを具体化したりすることに苦労した一面を垣間見ることができました。
また注文住宅を建てたからこそ感じる、実際建てたい住宅を仮想的に経験できるサービスに対して、強い期待があることも明らかとなりました。

【発見!? その1】 理想の住宅が建てられる!? 実際に「大変満足」した人は4人に1人

注文住宅を購入した人(持ち家一戸建て)に対し、その住宅の満足度についてうかがったところ、「満足している。」が66.6%と最も多く、次いで「大変満足している。」が24.5%、「どちらとも言えない。」が9.4%と続く結果となりました。
自分たちの理想の間取りや内外装を自由に決めることができるものの、意外にも「大変満足」した人は、4人に1人にとどまりました。ほとんどの世帯では、何度も注文住宅を建てる豊富な経験があるわけでありませんので、「あそこはこうすればよかった」と言った反省や課題が残ったのかもしれません。一方でやや不満・不満と回答した人が0%となったことは注目できます。注文住宅を選ぶことで大きな不満になることを検討段階になくすことができるのも注文住宅の特徴と言えるかもしれません。

Q1. あなたが建てた注文住宅の満足度はどのくらいでしょうか(1つ選択)。(回答数: 53)

購入した注文住宅の満足度
購入した注文住宅の満足度

【発見!? その2】 注文住宅の満足理由に住宅選びのヒントあり(回答数: 53)

注文住宅で満足した理由をうかがったところ、自分たちのライフスタイルに合わせて希望通りの間取りに設計できたことが満足につながっていることが分かりました。一方で、当初十分にイメージできておらず、住んでみてわかる改善点や反省点が挙がることで、「文句なく満足」とまでは言い切れないことも分かりました。

Q2. あなたが注文住宅で満足した理由を教えてください(自由回答)。

満足点
自分たちのライフスタイルにあった家になっていて不便なところがほとんどない。
ハウスメーカーがしっかり希望を聞いてくれたため。
自分のこだわりの要件を盛り込めたから。
希望通りの間取りや素材を使用できたから。
自分の欲しい間取りで設計でき、住みやすいから。
間取り(子供部屋や寝室など)が思い通りになっている。
間取りから壁紙、照明、キッチン器具等々インテリアまで自由に決めることができたため。
家族で考えた間取りになっているので、部屋間の移動や住みやすさで満足しているため。
二世帯住宅にしたが、金額と要望のバランスがある程度取れた内容にできた。
時間をかけて計画して建てたので、自分たちの思い通りにできているため。
大工さんの腕が良く、建築上の問題はなにも発生していないため。
設計書に書かれていないところで、大工さんと会話しながら、材料や住みやすさ、間取りの取り方、ちょっとしたサービスなどを取り込みながら建てられたのがよかったです。
購入した注文住宅の満足しているところ
反省点・不満点
概ね満足しているが住み始めてからこうすれば良かったという点もでてきたから。
満足しているが、あとで2階のベランダに屋根をつければよかったと反省したため。
7割くらいは希望通りの間取り・仕様にすることができたが、住んでみて初めて「ここはこうするのが良かった」などの使い勝手がわかったため。
実際に出来上がってみて初めて分かることが多数存在。 例えば、階段上り下りの容易さとか、採光による部屋の明るさとか、照明位置による部屋の明るさや雰囲気など。
自分のこだわり通りの家となった。 一方でどうすれば自分がよいと思う家になるのか、パースレベルでは確認することが難しく、後悔している点もある。
基本的な部分は満足しているが、暮らしていく中で「このようにすればよかった」は出てくる。
家族構成の変化に対応できないため。
私自身はほぼ満足しているが、妻は不満のある部分がある。 一番の不満点は引き渡し後のアフターケアの対応の悪さだと思う。
購入した注文住宅の不満点

【発見!? その3】 注文住宅を選んだことは、意外にもハウスメーカーへの信頼が!?

注文住宅を選んだ理由の第1位は、「好みの間取りや部屋数にしたかったから」がダントツとなりました(83.0%)。注文住宅を選ぶ最大のメリットは好みへの対応ですから当然の結果と言えます。
興味深いのは第2位として挙がったのが、「信頼できるハウスメーカーを選んだから。」が挙がったことです(43.4%)。ハウスメーカーの多くは注文住宅を取り扱っており、顧客の好みに合わせてコミュニケーションしながら、要望をかなえた家作りを行うことができるからでしょう。ハウスメーカーとの信頼関係が注文住宅を選んだ理由に挙がったことから、あらためてハウスメーカーの影響力の強さを確認することができました。
次いで、「好みの外観デザイン・内観デザインで設計したいから。」(39.6%)、「所有している土地に合うから。」(35.8%)が続きました。注文住宅を選ぶ理由の一つとして、相続や所有などで土地の事情もあることが確認できます。

Q3. なぜ注文住宅を選んだのでしょうか。(複数回答)

注文住宅を購入した理由
注文住宅を購入した理由
その他
両親、自分、妹、姪、という一般的ではない家族構成のため、注文住宅以外の選択肢がなかった。
妻が元大手の住宅展示場に勤めていたため、ノウハウを知っていた
建築条件ではなかったが、土地と併せての購入としたため。
建売で満足いく物件が無かった
ペットと共生できる家にしたかった
注文住宅を購入した理由

【発見!? その4】 注文住宅は自由だからこそ、予算とのバランスが一番の苦労

注文住宅の一番のメリットは、好みの間取りや部屋数にしたり、内観デザイン・外観デザインを自由に決めたりすることができることにありますが、だからこそ注文住宅で苦労した理由の第1位は「予算と欲しい機能とのバランスが難しかった」となりました(62.3%)。
予算の枠内で最大限自分たちの要望を満たす住宅を建てることに苦労することがわかります。
次いで、「土地がなかなか見つからない。」(18.9%)、「家族の意見をまとめるのが大変だった。」(17.0%)と続きました。注文住宅の場合、建売住宅と違って土地を並行して探す必要がありますので、希望する地域で土地を見つけるのに苦労するようです。また家族から、いろいろな要望が出る時には、予算との兼ね合いで要望をまとめることも注文住宅ならではの苦労点と言えるかもしれませんね。

Q4. あなたが注文住宅を建てる際に、どのようなことに苦労しましたか。(複数回答)

注文住宅購入で苦労したところ
注文住宅購入で苦労したところ
その他
複雑な家族構成と事情を、デザイナーが組んでくれて、最適な間取りを提案してくれたので大変ではなかった。
出来上がりイメージは設計段階である程度データを貰えたが、所詮は2D。VRに体験できると良かった。例えば体育館のような広いスペースでゴーグル付けて間取りを歩いてみるとか、実際の見え方を体験できるとかができて欲しかった。法律もあり難しさもわかるが、安い買い物ではないのに、我慢しなければならないことが本当に不満。後、WBS的なものが無く、何が決まれば建築が可能なのか?を把握することがとても困難だった。メーカには大いに不満を伝えたが、改善されなかった。
建具や窓などは、設計書だけでは、わからず、結局、最後に設計変更した。(できないものもあった)
外装材、システムキッチン、バス等、実際の物を見て触れてから決めたかったので、ショールームに行く手間等がかかったこと。
配偶者との休日が違うため、打合せの日程を合わせるのが難しかった。
小さい子供と土地巡り、モデルハウス巡りは大変。ハウスメーカー決定後も住宅仕様を決めるために毎週末、打ち合わせを行うのが大変だった(楽しさでもあるが)
ハウスメーカーの社員にとっては当たり前の事でも、注文住宅となると間取り、部材等決めて下さいと言われても慣れていないため、よくわからず決めてしまった。こういうサービス(アドバイス・コンサル)は、とっても大事で、本来このようなものがきっちりできれば、より満足度は高いのでは。
家具、建具、什器、素材など、とにかく決めるべきことが膨大で、かつ知見がなかったため時間が多くかかった。また法律や建築上の制約条件がある中で、どのようなデザインをすれば要件、要望を最大に満たせるのか検討するのに時間を要した。
間取りと広さが、実際に十分なのかがイメージつかなかった。
各種補助金の申請期間と、ハウスメーカーが建築可能な時期が合わなかった
工期および費用があいまい
間取りの決定
収納をできる限り多くしたかった。壁本箱作成に費用がかかった。
建築士、不動産屋、工務店ともに無責任なところがあり、こちらが女性1人ということでなめられた感がいなめなかった。
ローン返済に苦しんでいる
注文住宅購入で苦労したところ

【発見!? その5】 工務店・ハウスメーカー選びにはモデルルームや見学会が鍵!?

注文住宅を建てる際に役立ったサービスとしては、住宅展示場・モデルルーム見学会が第1位となりました(77.4%)。次いで、住宅完成見学会が第2位と続いています(43.4%)。
注文住宅の場合、出来合いの住宅を買うわけでありませんので実際に工務店・ハウスメーカーが建てている住宅を見学することを通じて、会社の姿勢やこだわりのポイントを理解したり、オプションで装備できる内容を確認したりしていることがわかります。

Q5. あなたが注文住宅を建てる際に役立ったサービスをすべてお選びください。(複数回答)

注文住宅購入時に役立ったサービス
注文住宅購入時に役立ったサービス
その他
理想の建築家を紹介してくれるサービス
知人の紹介
購入者のブログ
ネットで探した建築士
Panasonic HomesやLIXILなどの製品展示場
完成して既に居住している住宅の見学会でオーナーさんからのコメントが結構参考になることがあった。
完成予想イメージ図
欲しい機能や間取りを書き出してみる。それぞれの必須度を点数化して分類する。配置予定の家具を紙で作成し、設計図上にレイアウトする。
ハウスメーカー選び、注文住宅の仕様検討時には気付けなかったが、インスタグラムで、ハウスメーカーで建てた家を内覧するのが一番よいと思う。モデルハウスではなく、個人が建てたリアルサイズの物件で、各ハウスメーカーの良さが一番よくわかるサイトだと思う。
ソフトで設計データを三次元化した。
自分で簡易的なCADのソフトを使ってイメージした。
注文住宅購入時に役立ったサービス

【発見!? その6】 建てたい住宅の仮想体験への期待がダントツ!?

注文住宅を建てる時に、あったらよかったサービスの第1位は、住宅のバーチャルリアリティ体験となりました(62.3%)。次いで、希望オプションでの予算のシミュレーション(39.6%)、自分の希望に近い住宅購入者と話ができる(34.0%)が続きました。
注文住宅のメリットとして自由に間取りやオプションを選べる反面、建ててみなければ分からないというデメリットを解消する方法としてバーチャルリアリティ体験への期待が集まったようです。また、予算と欲しい機能のバランスが難しいのも注文住宅の一番の悩みですので、自宅などで予算シミュレーションができることへの要望が集まったと言えるでしょう。

Q6. あなたが注文住宅を建てる際にあったらよかったサービスをすべてお選びください。(複数回答)

注文住宅購入時にあったらよかったサービス
注文住宅購入時にあったらよかったサービス
その他
データシミユレーション
インスタグラム等で研究したかった。各価格帯で建築できるリアルサイズ物件の実内覧がしたかった。
一日や四季(一年)を通して生活した場合のシミュレーション体験ができると後で後悔しなくて済むと感じた
壁やフローリングや建材を選ぶのに、イメージがしにくくて、かなり悩んだ。シミュ「レーションが出来ると、もっと早く決められたと思うが、シミュレーションサービスがあるメーカーは高いので選ばなかった。
初歩的な疑問でもいつでも質問ができて、すぐに答えてくれるようなヘルプデスク的なWebサービスがあると便利だと思った。
注文者自身がCADで簡単に設計できればいいなと思いました。
住宅購入者が後悔した、考えが足りなかったこと等の経験がデータベース化されていてアクセスできるもの
様々なハウスメーカーの比較(坪単価等ではなく、機能(窓や気密性、シロアリ対策など)
壁の厚さの情報。設計図と比較すると5センチほど分厚かった。
建築事例
各種工事代金の透明化
注文住宅購入時にあったらよかったサービス

Q7. これから注文住宅を建てる方へアドバイスをお願いします

アドバイス
5年後、10年後、20年後のライフスタイルを想像して購入するのがよいです。
5年後、10年後、15年後、20年後の住居に住む家族構成予想をもとに必要な間取りを考慮して建てることが必要です。
二世帯住宅は、いずれ空くことによるリフォームができる考慮があるといいと思います。
維持経費も予定して計画するとよいです。
備え付けの設備が、10年後20年後に変更可能にできるように考えたほうが良いです。あまり汎用的でないと、壊れた時に莫大なお金が必要になる可能性があります。
家の設計には将来的な計画が必要不可欠だと思います。持ち家だと後からリフォームもできるので、不確定要素(例えば子供が欲しい、とか)の部分は後からリフォームする前提にして準備しておくほうが、無駄な作りこみがなくて良いと思います(小さく始められる)。あと、場所によっては自動販売機や駐車場経営などの副業もできると思います。建築場所の特性を見て、不労所得につながるようなものができないか検討してみてはいかがでしょうか。
家族の要望をすべて取り入れようと思うと値段が吊り上がっていくので、やはり妥協点は明確にしておくとよいと思います。
両隣、前後の隣接する家の窓の位置を確認して、視界が合わないような間取りに、また換気扇等の位置も(窓を開けた時に正面にこないなど)確認しておくと良いでしょう。
建てた後のアフターメンテナンスがしっかりしているところを選びました。
家族と間取りや導線、家具の配置をイメージし、自分の立てたい家を参考にするとよいでしょう。
希望する機能及び条件について、家族全員と相談の上で、優先順位をあらかじめつけておくことで、予算を超えた場合に取捨選択がスムーズになります。
希望する間取りや機能は文字にして家族で確認できるようにすること。優先度を付けること。予定金額を記載すること。
妥協して良い点も確認すること。キッチンは白なら○○メーカーではなくても良い等。
家庭のハウスキーピング主担当が、きれいを維持できる設備や間取りにすること。ステップフロア→自動掃除機は使えない。アイランドキッチン→キッチン上にモノを置けない。玄関からLDKワンフロアへ続いている→来客時、とっさにモノをしまえるクローゼットが必要か。暗色の壁のお風呂→水垢が目立つ。等
外構は思ったより金額が掛かるので、家本体で全金額を使い切らないこと。
情報が多すぎても中々決まらなくなるので、家族でここだけはこだわる箇所を決め、それ以外はある程度なら何でもOKと寛容になること。
全ての希望を叶えようとすると予算内に収まらなくなるので、希望の優先順位付けは必須。
せっかく注文住宅にするならば、細かい部分まで妥協せずにとことんこだわるべきと思います。 あと、建てた後からでは追加できない機能(全館空調、天井吊り下げホームシアターなど)に思い切って手を出すことをお勧めします。
シンプルな間取りを心がける。
風通し、採光、階段の幅/角度はしっかり確認できるようにした方が良い。階段や風通しは難しいと思うが、採光はシミュレーションできるはずなのでしっかり要求すべき。また使用する部材の耐久性も確認要。窓ガラスで反射した光で人工芝が枯れたようになるなど、不具合も散見。
バーチャルリアリティと家族の実際の生活や好み、内装・家具などとをくみあわせ、居住空間をイメージできるとよいと思います。あと、ご予算とのかねあいを情報としてサポートしてくれるメーカーとやりとりするのがよい。
デザイナーに希望をはっきりと伝えること。家族同士、デザイナーとも、認識のズレがないように、何度も確認を行うことが重要と思います。
設計士さんは複数の人と話し、自分に合う人を探すことをお勧めします。
設計士さんやコーディネーターの言うことには耳を傾けた方がよいです。
信頼でき、長くお付き合いのできる建築家、施工会社を選ばれることをお奨めします。
建てた後の満足度は担当者との打ち合わせ時間に比例すると思います。面倒でもじっくり話したほうがいいと思います。
ハウスメーカーが重要。
ハウスメーカーとの信頼関係が一番大切です。
ハウスメーカー側の建築士のスキルで良い家・悪い家がきまるように思える。 これはできない、これも駄目というハウスメーカーが多く(基礎・鉄骨構造から無理・・・)本当に作りたい家ができない。 設計図を10回は見直す位付き合ってくれるハウスメーカーを選ぶべきです。
メーカーでの差別化が困難であり、営業担当者のスキルや資質におう部分が大きいと感じます。 しかしながら、営業担当がよいからといってニーズに合った設計ができるかどうかは別問題と感じます。
名前の通っていないハウスメーカーの採用は吟味が必要だと思うが、値段があってないような高い買い物なので、名のあるハウスメーカーを選んだらインターネットのクチコミ情報を見ると大概不満のコメントを目にすることになり、自分が選んだハウスメーカーで良かったかどうか不安にしかならないのでクチコミ情報の閲覧は程々にしたほうが良いと思う。(知恵をつけるために見る程度にすべし)
新築マンションの購入の場合、同時期に契約する人が多いためローンの組み方などについても担当者がこなれている感があるように感じたが、戸建の場合、契約に関しての手続きが当然個人での裁量になるため戸惑いが多かった気がする。
デザイン重視の住宅にしたい場合、多かれ少なかれ大地震が起これば被害をうけることは免れないと思うので、ある程度の妥協(諦め)や決断は必要。
土地によっては地盤が緩く基礎工事に想定以上に費用がかかる場合があるので注意。
住んでみてからはじめてこうすればよかったと思う点はどうしてもある。出来上がったあとだと修正ができない、または、高額費用が必要ということがあるので、極力気づいたら引き渡し前に多少費用が発生してでも直したほうが後悔は少ない。
オーナーの意思・意図を汲み取ってハウスデザインを担当するデザイナーとそのデザインを実際に形にする現場担当は別になることが一般的だと思う。そのため、どうしても図面がこうなっていたからそのとおりにしたとか、逆に細かい指定がなかったからこうしたといったことがある。建築の現場監督が随時報告してくれるのでそれを信用するしかないが、自分の目でも確かめたり質問したりするのが大事。
自分たちが住みたい家のイメージを描いてから、色々な立場の人の話を聞いて参考にすると抜けていることが見えてくると思いました。
住宅の持ち分を分担に応じ良く検討すること。
住宅展示場だけではなく、実際に住んでいる方の家の見学に行く方がよい。 自分の持っている、もしくは買う予定の土地の大きさ、イメージしている延床面積と同じくらいの家を見学した方がよい。 納得いくまで意見言って、設計図を直してもらった方がよいです。
住宅展示場の色々なハウスメーカーに行って、話を聞く事と自分の希望を明確に伝え、それが実現できるかどうか、できる場合のメリット、デメリットをよく聞くのが良いかと思います。
住宅展示場をくまなく周り、市場を把握する事から始めた方が良いです。
図面や一部のサンプル材料を見るだけでは、なかなか実際の居住空間をイメージしにくいため、住宅展示場や見学会などの現場には多く訪れることをお勧めします。
色々な家にお邪魔してイメージを沸かせるとよいと思います。 一見良くても、実際に暮らしてみると暮らしづらいとか、 反対に不要に思われても実はとてもよかったものとか。
経験者からのアドバイスをよく聞いて参考にしてほしい。
建築途中はこまめに足を運び、職人さんと懇意になる。
測量なども含め、費用がいつごろどのくらい必要か記載したものを取り交わすべきです。あとから、測量代や地質確認代などぼろぼろ請求され、大変つらい思いをしました。
購入金額が多額のため、機能の増減とローンの金額に悩まされるが、長期的に日々のライフスタイルを考え、必要な機能はお金をかけてでも導入したほうがよい。 また、ローンなどは自身でしっかり調査して融資先を決めるのがよい。
太陽光のパワコンは、日中に人がいない部屋の外に付けた方が良いです。 リビングだと、低音のモーター音が日中聞こえて気になります。
知人で、フラット屋根で雨漏りして大修理が必要になったので、屋根付きをお勧めしますが、安いハウスメーカー(後に倒産した)だったせいかもしれないので、慎重に調査してハウスメーカーを選んだ方が良いのでは?
注文住宅購入者からこれから購入する方へのアドバイス

【まとめ】注文住宅には建売住宅に無いメリットあり。失敗しないためにはイメージアップへの工夫やハウスメーカーとの信頼関係づくりが不可欠。

今回注文住宅を建てた方々にアンケートを行いましたが、注文住宅ならではの高い満足度の背景には、自分たちの好みの間取りやデザインにできることがあることが分かりました。とは言え、多くの人は何度も家を建てるわけでありませんので、予算シミュレーションやバーチャルリアリティ体験への期待が一方ではあるとも言えますね。
ご自分の年収でいくらくらいの家を建てられるかのは、こちらの記事をチェックください。

【調査詳細】
・調査地域:北海道、宮城県、東京都、千葉県、神奈川県、愛知県、新潟県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、福岡県、佐賀県
・回答者 :3年以内に住宅購入を行った人(注文住宅のみをスクリーニング)
・調査方法:イントラネットを通じたアンケート配布
・有効回答数:n=53
・調査時期: 2019年8月20日~9月30日

新築一戸建て注文住宅購入者へのインタビュー記事はこちら

新築一戸建て注文住宅購入者のインタビュー記事
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