令和時代の住宅購入事情とは!?経験者に聞くマイホーム購入のきっかけ実態把握

消費財10%の増税間近になって、マイホーム購入を本格的に乗り出す人たちが増えてきたと聞いています。そこでMY HOME MARKET®(マイホームマーケット)では、3年以内に現在のお住まいに居住した住宅購入経験者にマイホームの購入きっかけについて伺いました。
財政面の負担やライフステージの変化から3年から1年半前からマイホームの購入検討を始めて、1年~1年半以内の期間でハウスメーカーにコンタクトして購入まで進めている実態を垣間見ることができました。またインターネットが情報収集の主流になっていても、最後の決め手は現物チェックだとする人たちが大多数だということも明らかとなりました。

【発見!?その1】 マイホーム購入のきっかけは意外にも5人に1人は財政的な負担から。

マイホーム購入のきっかけについてうかがったところ、「月々の住居にかかる支出の負担が重いと感じ、購入を検討した。」が21.5%と最も多く、次いで「現在の住まいに不満があり購入を検討した。」が20.9%、「結婚のタイミングで購入を検討した。」が19.2%と続く結果となりました。
住まい選びやローンの組み方次第では月々の負担が下がるため財政的な負担の重さを解決するために5人に1人が持ち家を検討していることがわかりました。
また、「結婚」や「出産」、「子供の進学」といったライフステージの変化が、依然として住宅購入のきっかけになっていることもうかがい知ることができます。

Q1. あなたがマイホーム購入を検討したきっかけは何ですか。あてはまるものをすべてお選びください

マイホーム購入のきっかけ
マイホーム購入のきっかけ

【発見!?その2】 2人に1人が一戸建てを購入

購入した住居をうかがったところ、2人に1人が注文住宅と建売住宅といった一戸建てを購入していることが明らかになりました。都市部では利便性などからマンションの選択肢がありますが、郊外部では戸建ての選択が多いことをうかがい知ることができます。

Q2. あなたのお住まいの住居形態について、あてはまるものを一つお選びください。

購入したマイホームの種類
購入したマイホームの種類

【発見!?その3】 住宅購入のさまざまな行動は1年~1年半に集中!思い立ってから一気に検討して購入する派が多い!?

住宅購入に思い立ったのは3年前と1~1年半前と答えた人が4人に1人以上(26.6%)と最も多いことがわかりました。住宅購入のきっかけとして、ライフステージの変化としている人が多いことから、財政状況やライフステージを考えて、計画的に住まい選び・住まいの購入をしていることがうかがい知ることができます。
また思い立ってから情報収集するのは1年から1年半前と回答する人が3人に1人以上と最も多く(33.9%)、その後にモデルルーム・現地見学会に出向き、ハウスメーカーの営業担当者に接触するにも1年から1年半前と回答する人が3人に1人以上と最も多くなっています。インターネットで住まいの検索ができるサービスがたくさんあるため、情報収集からハウスメーカーとの接触を一気に進める行動をうかがい知ることができます。

Q3. あなたがマイホームを購入した際、それぞれの行動はいつ頃思い立ちましたか。

マイホーム購入を思い立った時期
マイホーム購入を思い立った時期
マイホーム購入のための情報収集を始めた時期
マイホーム購入のための情報収集を始めた時期
モデルルーム・住宅展示場を見学した時期
モデルルーム・住宅展示場を見学した時期
ハウスメーカーとコンタクトした時期
ハウスメーカーとコンタクトした時期
マイホームの見積もりを依頼した時期
マイホームの見積もりを依頼した時期

【発見!?その4】 インターネット時代にだからこそ?情報収集の決め手は現物チェック!

住宅購入の決め手となる情報収集では、2人に1人以上がモデルルームやモデルハウスといった現物チェックだと答えました(53.1%)。インターネットで全国の情報にアクセスすることができる時代だからこそ、手間がかかっても絞り込んだ物件には足を運んで判断している姿をうかがい知ることができます。
次いで物件検索情報サイト(41.2%)、不動産会社・ハウスメーカーの公式サイト(40.1%)が続いていることからインターネットを有効活用することが明らかとなりました。改めてインターネットの活用についても重要であることが明らかになりました。

Q4.  あなたがマイホーム購入を決めた際、どのようなところで情報を集めましたか。

マイホーム購入に役立った情報収集先
マイホーム購入に役立った情報収集先

【発見!?その5】 住宅購入を決めてから引き渡しまでの間に地域情報をチェック

住宅購入を決めてから、引き渡しまでの間に地域について収集した情報で有益だったものは「駅や商店街へのアクセス」が最も多くなりました(62.7%)。次いで、「学校などの教育施設との距離」(48.6%)、「地盤に関する情報」(37.9%)という結果となりました。住まいを決めてから、生活圏の情報や教育や防災に役立つ情報を集めることが多いようです。住まいの安心・安全に気を使っている行動をうかがい知ることができます。

Q5.  あなたがマイホーム購入を決めてから引き渡しまでの間に、地域について収集した情報で有益だった情報について、あてはまるものをすべてお選びください。

マイホーム契約後に収集した地域情報
マイホーム契約後に収集した地域情報

まとめ

住宅を購入するきっかけや建てる住居のタイプはさまざま。インターネットで多くの情報が溢れる時代に、実際に購入した人がどんな情報をいつ頃収集したのかを知ることで「家族に合う住居の広さや間取りを考えよう」「人気エリアで家を建てるために住宅購入資金を貯めよう」といった目標が立ち、マイホームの実現に一歩近づくことができるのではないでしょうか。今回のアンケート結果を参考に、後悔のないマイホームライフを目指してくださいね。
ご自分の年収でいくらくらいの家を建てられるかのは、こちらの記事をチェックください。

調査詳細

調査地域 北海道、宮城県、東京都、千葉県、神奈川県、愛知県、新潟県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、福岡県、佐賀県
回答者 3年以内に住宅購入を行った人
調査方法 イントラネットを通じたアンケート配布
有効回答数 n=177
調査時期 2019年5月24日(金)~6月13日(木)

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