ママ・パパに聞いた「買ってよかった!」オススメ子どものおもちゃ 3歳児~6歳児編

3歳頃の子どもは、急におしゃべりが上手になったり、いろいろな運動ができるようになったりと、成長が著しいですよね。習い事を始めたり、幼稚園などに通い始めて遊びの幅も広がるお年頃。また就学前にひらがなや数字を覚えさせたいなどの親心もあるでしょう。一人遊びをしてほしい、発達を促すようなものがよい、年齢がいっても遊べるものが良いなど、数多くのおもちゃの中から何を選べばよいか迷う親御さんも多いのではないでしょうか? マイホームマーケットでは子育て経験のあるママ・パパを対象に、3~6歳児向けのオススメおもちゃに関するアンケートを実施。どんなおもちゃを買って良かったのか、体験談や具体的なアイテムなどを調査してみました。

目次
【3歳児】買って良かったおもちゃ・グッズは?
【4歳児】買って良かったおもちゃ・グッズは?
【5歳児】買って良かったおもちゃ・グッズは?
【6歳児】買って良かったおもちゃ・グッズは?
3歳児~6歳児 男女別アンケート結果と分析
ママ・パパに聞いた「買ってよかった!」オススメ子どものおもちゃ 3歳児~6歳児編 まとめ

【3歳児】買って良かったおもちゃ・グッズは?

【3歳児】あたえて良かったおもちゃ・グッズは?

子どもの成長には差がありますが、3歳ごろからは運動能力が高まり、言葉の受け答えができるようになると言われています。また、細かい手作業もできるようになり、自分でやってみたいという気持ちが芽生える時期でもありますね。では、そんな3歳児にあたえて良かったおもちゃは、どのようなものでしょうか?

3歳児にあたえて良かったおもちゃ1位は「積み木・ブロック」

3歳児にあたえて良かったおもちゃ1位は「積み木・ブロック」

1位は「積み木・ブロック」、次いで「パズル」という結果になりました。自分でやりたいという気持ちを後押しするような、自分で自由に考えて組み立てるタイプのおもちゃが選ばれています。

3歳児に「積み木・ブロック」をあたえて良かった理由

3歳児に「積み木・ブロック」をあたえて良かった理由

「積み木・ブロック」をあたえて良かった理由は、「知育効果があったと感じる」という回答が最も多く選ばれました。3歳からは子どもの脳も身体もさらに著しく成長する時期なので、試行錯誤しながらつくり上げていく「積み木・ブロック」は知育に役立つと感じられたそうです。

●「積み木・ブロック」をあたえて良かったその他の理由
集中力が付いた
シンプルだからこそいろんなものを創造できる
空間認識能力が付いた
数や色、言葉などをおぼえられた
手先が器用になった

その他の回答を見てみると、集中力や創造力、論理的思考力が付いたといった意見が多く見られました。これらの能力は、身に付けさせようと教えても一筋縄ではいかないもの。これから生活するうえで役立つ力が、遊びながら自然と身に付いたのかもしれませんね。親御さんがあたえて良かったと思うのも頷けます。

3歳児向けのオススメおもちゃとポイント

3歳児向けのオススメおもちゃとポイント

●オススメの積み木・ブロック
・スカリーノ 玉ころがしの積み木
・Gakkenニューブロック
・レゴブロック

実際に子どもにあたえて良かった積み木・ブロックを詳しく見てみましょう。スカリーノは、自由にパーツを組み合わせ、玉を転がして遊ぶ木のおもちゃ。Gakkenニューブロックは、大きめのブロックで型はめ遊びができるのが特徴。レゴブロックはさまざまな色や形がある王道のブロック。以前から人気の高い知育玩具が挙げられた印象です。

これらのおもちゃは遊ぶときに指先をよく動かすため、その刺激が記憶力・言語・運動などの中枢である大脳に伝わり、考える力・記憶力がアップすると言われています。どれも買おうとすると少々高価に感じますが、それでも親御さんがオススメとして選ぶ理由は、知育効果が実感できたからと言えそうですね。

また、レゴブロックをオススメするコメントが多く寄せられましたので、抜粋して紹介いたします。

大きめのデュプロでもいいのですが、細いものとがったものを除けば通常サイズでも3歳児から十分楽しめます。保育園でも大人気です
乗り物・ロボ遊び、ままごとにも使えて汎用性が抜群
親の私が子どものころ使っていて30年たったものでも劣化しない
制作した子どもから熱い説明を聞くことがとても楽しいです



●オススメのパズル
・1歳の知育ピタゴラス
・くもんの日本地図パズル
・明治チョコレートパズル(ホワイトチョコ・ミルクチョコ)

パズルについても、さまざまなものがオススメとして挙げられました。磁石でくっつくおもちゃで算数・数学の先生のアイデアから生まれた1歳の知育ピタゴラス。くもんの日本地図パズルは、立体的な都道府県のピースをはめていくパズルです。明治チョコレートパズル(ホワイトチョコ・ミルクチョコ)は、見た目がお菓子そっくりなパズルで、「難易度が高いビター以外の2種類がオススメ」とのこと。

1歳の知育ピタゴラスをオススメした親御さんからは「この平面のパネルだけで車・飛行機・駐車場・家などをつくっています(見た目が同じときもある)」というコメントも寄せられました。1歳と商品名には付いているものの、年齢が上がっても工夫を凝らして遊べる良いおもちゃであることがわかりますね。

●その他のオススメおもちゃ
・子ども用室内すべり台(ノーブランド、Amazon取り扱い)
・100円均一の紙ねんど

そのほか、Amazonなどの通販サイトで購入できるノーブランド品や100円均一ショップの紙ねんどもオススメに挙げられました。子どもの成長スピードが早い幼児期は、安全性はもちろんですがコスパの良いものを活用することも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

【4歳児】買って良かったおもちゃ・グッズは?

【4歳児】あたえて良かったおもちゃ・グッズは?

4歳ごろの子どもは、知能と言語能力がぐんと発達し、語彙が増える時期。自分で服を着る、食事・歯磨きやトイレなども自分でできるようになってくると言われています。とはいえ、成長には個人差があるので、お友達と比べてできないことなどを神経質に考える必要はないでしょう。

4歳児にあたえて良かったおもちゃ1位は「積み木・ブロック」

4歳児にあたえて良かったおもちゃ1位は「積み木・ブロック」

4歳児にオススメなおもちゃも、「積み木・ブロック」が一番人気に。0〜6歳児で比較しても、占める割合が最も大きいことがわかりますね。4歳の子どもにあたえて良かったものは、3歳児でも人気があったレゴブロック、デザイン性に優れたボーネルンドの積み木などが見受けられました。

●「積み木・ブロック」を選んだ理由
夢中になって遊んだ
数や色、言葉などをおぼえられた
1年以上遊んだ
手先が器用になった
集中力がついた
知育効果があったと感じる

積み木やブロックをオススメとして挙げた理由を見てみると、3歳児とほぼ同じ結果に。4歳児に関しても、本人が集中して楽しく遊べていたこと、親御さんから見て遊びながら能力が伸びたことが理由の大半を占めているようです。

4歳児にオススメ! 「Numberbkocks」のブロック

4歳児にオススメ! 「Numberbkocks」のブロック

4歳児にオススメな積み木・ブロックとして挙げられていた Numberblocks は、イギリスBBCの子ども向け番組のアニメで、公式YouTubeチャンネルでも視聴が可能です。このアニメは、名前の通り数字のブロックがキャラクターとして動いて喋り、見ているだけで楽しく自然に、英語と算数を覚えられる内容になっています。

【5歳児】買って良かったおもちゃ・グッズは?

【5歳児】買って良かったおもちゃ・グッズは?

5歳ごろの子どもは、競争心が発達し、頑張る・譲るなどの複雑な気持ちの変化が起こる時期です。友だちとの関わりのなかで「協調性」「応用力」「適応力」を身に付けていくと言われています。

5歳児にあたえて良かったおもちゃ1位は「積み木・ブロック」

5歳児にあたえて良かったおもちゃ1位は「積み木・ブロック」

5歳児にあたえて良かったおもちゃでも「積み木・ブロック」が最も多く、過半数を占めています。しかし、同じ「積み木・ブロック」でも、年齢がひとつ違うだけでより複雑なアイテムで遊ぶようになるようです。では、どのようなおもちゃがオススメとして挙げられたのでしょうか?

5歳児にオススメのおもちゃは「ラキュー」と「キュボロ」

●ラキュー
ラキューとは、日本で生まれたパズルブロックで、たった7つしかないパーツから、平面や立体などあらゆる形に変化させて遊びます。ラキューをオススメするコメントのなかには「遊び方について、手や口をなるべく出さないように気を付けています。子どもは、自分なりに工夫して遊べるのだと感心してしまいます。(メーカーが想定した遊び方ではなくても……)」という声もありました。5歳になると、自ら工夫して遊び方の幅を広げていることがわかりますね。

●キュボロ
キュボロはスイスのキュボロ社が開発した木の立体パズル。穴のあいたブロックをつなぎ合わせ、ビー玉を転がして遊ぶものです。キュボロをオススメした親御さんから「将棋の藤井名人も小さいころに遊んでいたと言われ、予約から1年ほど待って購入しました。大人も楽しめます」とのコメントがありました。残念ながら「藤井くんモデル」と言われたキュボロ・スタンダードは生産終了してしまったようですが、ほかにもさまざまなキュボロシリーズが出ています。

【6歳児】買って良かったおもちゃ・グッズは?

【6歳児】あたえて良かったおもちゃ・グッズは?

6歳ごろの子どもは、集団のなかで自分というものを意識し始める時期。自立心が芽生え、積極的に周囲と関わっていこうとするとも言われますね。

6歳児にあたえて良かったおもちゃは「積み木・ブロック」と「パズル」が同率1位

6歳児にあたえて良かったおもちゃは「積み木・ブロック」と「パズル」が同率1位

6歳児にあたえて良かったおもちゃでは、「積み木・ブロック」が過半数を占めた3〜5歳児と比較して「パズル」の割合が増加しています。パズルをあたえて良かった理由は「知育効果があったと感じる」が最も多い結果に。オススメとしては、文字が書かれていない絵のパズル、白地図版の日本地図パズルなどが挙がっていました。6歳というと、翌年から小学校に入学する年齢なので、複雑なパズルに挑戦できるようになっているのかもしれませんね。

3歳児~6歳児 男女別アンケート結果と分析

3歳児~6歳児 男女別のおもちゃアンケート結果

男女別でアンケート結果を見てみると、性別で大きな差はないように思えます。「積み木・ブロック」「パズル」など、何かを組み立てる・つくり上げるようなおもちゃは、男の子でも女の子でも好まれていることがわかります。

【男女別】オススメおもちゃをあたえて良かった理由

あたえて良かった理由を男女で比較してみると、男の子は「夢中になって遊んだ」と「1年以上遊んだ」で約半数を占めるのに対し、女の子は「知育効果があったと感じる」が最も多く、次いで「手先が器用になった」が多いという結果です。幼児期は女の子のほうが言語や手指の発達が早いと言われているので、親御さんから見てもお子様の成長がわかりやすいのかもしれませんね。

最後に、親御さんがおもちゃ選びに関して思うことや感じていることを見てみましょう。

3歳児~6歳児 ママ・パパがおもちゃ選びに関して思うこと

想像力を伸ばし、独創性を育めるおもちゃが良い
絵本も言葉を覚えるのに役に立った
最近はサブスクサービスもある
公立の保育園・学童保育などを見ていると、手作りのおもちゃで工夫して遊んでいて感心した
親本人の興味がないものには子どもも興味を示さない
子どもにとって安全で、親も触ってみたいと思ったものから始めると長く楽しめたと感じる
子どもの発達に興味関心が高い
意外とおもちゃは子どもの教育に役立つという印象をもった記憶がある
親が「これで遊びなさい」と強制は良くなく、あくまでも自然に子どもがみずから楽しむという環境が大前提だと思う
親が一緒に楽しんで遊ぶことが大事

アンケートで集まったコメントを見てみると、知育に関するものが多くありました。「想像力を伸ばす」「言葉を覚える」「子どもの教育に役立つ」という意見にも表れているとおり、おもちゃは単なる遊び道具ではなく、子どもの発達を促すための大切なアイテムと言えそうです。

また、「子どもにとって安全なもの」「親も興味を持つもの」「親が一緒に楽しんで遊ぶことが大事」など、おもちゃ選びや子どもの遊び方について、しっかりとした考えをもつ親御さんのコメントも多く寄せられています。子どものおもちゃ選びも、育児において大切な側面だと考えている方が多いようですね。

ほかには、「サブスクサービスがある」など最近のおもちゃ事情に関するコメントもありました。子どもの成長によって遊ぶおもちゃも変化するので、サブスクを活用するのはコスパ的にもお家の収納スペース的にも便利ですよね。「保育園や学童の手づくりおもちゃに感心した」というコメントも。手づくりおもちゃはつくる過程もお子様と一緒に楽しめるので、興味がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

ママ・パパに聞いた「買ってよかった!」オススメ子どものおもちゃ 3歳児~6歳児編 まとめ

3歳から6歳と言えば、保育園・幼稚園では年少から年長にあたり乳幼児から幼児へ成長する時期のため、オススメおもちゃも大きく変わるのではないかと思われましたが、年齢に関係なく「積み木・ブロック」が選ばれる結果となりました。お子様にプレゼントするおもちゃに悩んだときは、ぜひ参考にしてみてください。


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