オススメの高級ドライヤー・脱毛器・美顔器は? 家電のプロが教える人気美容家電

「カラーで傷んだ髪や枝毛をどうにかしたい」「肌の乾燥や小じわが気になってきた」など、美容の悩みは尽きないもの。年齢を重ねると、ますます気になることが増えますよね。生活改善に取り組んだり、いろいろなケア方法を試してみたりと対策はさまざまですが、最新の美容家電の力を借りてみるのはいかがでしょうか? 家電ライターの藤山哲人さんによると、近年は高級ドライヤーをはじめとした美容家電・ビューティー家電の売れ行きが好調なのだそうです。そこで、数々のメディアでご活躍中の藤山さんに、最新の美容家電トレンドやオススメのビューティー家電などを教えていただきました。種類が豊富な高級ドライヤーから、今注目を集める脱毛器や美顔器、EMS美容機器まで、耳より情報が盛り沢山ですよ!

家電ライター・藤山哲人のプロフィール
藤山哲人 プロフィール

家電の紹介やしくみ、選び方や便利な使い方などを紹介するプロの家電ライター。独自の測定器やプログラムを開発して、家電の性能を数値化(見える化)し、徹底的に使ってレビューするのをモットーとしているため「体当たり家電ライター」との異名も。「マツコの知らない世界」(番組史上最多の6回出演)や「アッコにおまかせ」、「NHKごごナマ」などをはじめ、朝や昼の情報番組に多数出演。現在、インプレスの「家電Watch」「PC Watch」や「文春オンライン」「現代デジタル」などのWeb媒体、ABCラジオで連載やコーナーを持っている。

家電ライターの藤山哲人です。近年、日本では物価が高騰しているものの、美容家電・ビューティー家電の売れ行きは急激に伸びています。よりリーズナブルなものが好まれる今の世の中でも、美容家電を購入する方は、値段よりも性能にこだわる傾向なんですね。しかし、いろいろな美容家電があって、何を買えば良いのか迷ってしまう方も少なくないと思います。そこで、髪にうるおいを与えてくれる高級ドライヤーや美容家電・ビューティー家電について、トレンドとオススメアイテムを紹介していきましょう。私には妻と3人の娘がいて、女性向けの美容家電もいろいろと試していますから、ぜひ参考にしてくださいね!

目次
1.プレゼントにも最適! 家電ライターがオススメする高級ドライヤーを価格帯別に徹底解説
2.家庭用脱毛器と医療脱毛の違いとは? オススメ脱毛器と電気シェーバーもご紹介
3.リフトアップ美顔器から筋肉EMSまで! アンチエイジング系のオススメ美容家電
4.家電のプロが教える人気美容家電 まとめ

プレゼントにも最適! 家電ライターがオススメする高級ドライヤーを価格帯別に徹底解説

プレゼントにも最適! 家電ライターがオススメする高級ドライヤーを価格帯別に徹底解説

美容家電のなかでも、今アツいのがドライヤーです。毎年各メーカーで新製品が開発され、価格帯もかなり広がっています。プレゼントとしても人気が高く、2万円から4万円ほどの高級ドライヤーがよく売れているようですね。今回は、私がオススメするドライヤーを価格帯別に紹介しましょう!

【1万円以下のドライヤー】お手頃価格&速乾性で人気 サロニア『スピーディーイオンドライヤー』

【1万円以下のオススメドライヤー】サロニア『スピーディーイオンドライヤー』

リーズナブルな価格のドライヤーでオススメなのは、美容家電ブランドのサロニアのドライヤーです。なかでも『スピーディーイオンドライヤー』は、6,000円ほどで購入できるにも関わらず、速乾性の高いすぐれもの。2.3㎥/分の大風量なので、かなり早く髪を乾かせるんですよ。リーズナブルさに加え、デザインのかわいさやカラーバリエーションの豊富さで、とくに女子高生からの支持が厚いですね。最近では、学生時代からの愛用者が、30〜40代になってからも使い続けるケースが多いようです。定番カラーのブラック、ホワイト、グレー、ネイビー、ベージュの5色に加えて、2024年の秋冬は「マイニュアンスカラー」と銘打ってピンクとパープルが登場しました。世代問わず好まれる“くすみカラー”がおしゃれで、今年の新色を見て買い替える方も多そうな気がしますね。

【2〜4万円のドライヤー】高浸透ナノイーで髪にツヤを与える パナソニック『ヘアードライヤー ナノケアEH-NA0J』

【2〜4万円のオススメドライヤー】パナソニック『ヘアードライヤー ナノケアEH-NA0J』

パナソニックのドライヤーと言えば、水分を髪の内部まで届けてくれる「高浸透ナノイー」が大きな特長です。『ヘアードライヤー ナノケアEH-NA0J』は、今最も売れ筋の高級ドライヤーと言っても過言ではありません。高浸透ナノイーによる髪への水分補給に加え、ミネラルやマイナスイオンも含む風によって紫外線や摩擦によるダメージを防ぎ、地肌までうるおいます。髪がパサつかずツヤツヤに仕上がりますし、バサバサとまとまらない髪に使っても、お風呂上がりにドライヤーをしたときのようにしっとりキレイにまとまるんですよ。価格は39,000円ほどで、高級ドライヤーとしてはちょうど良いラインだと思います。

【5万円以上のドライヤー】進化した高級ドライヤー パナソニック『ヘアードライヤー ナノケアEH-NC50-K』&『EH-NC80』

【5万円以上のオススメドライヤー】パナソニック『ヘアードライヤー ナノケアEH-NC50-K』&『EH-NC80』

先ほど紹介した『EH-NA0J』から、さらに進化したのがパナソニックの『ヘアードライヤー ナノケアEH-NC50-K』と『ヘアードライヤー ナノケアEH-NC80』。両機とも2024年9月発売の最新モデルで、価格は『EH-NC50-K』が59,000円ほど、『EH-NC80』が85,000円ほどとお高めですが、高浸透ナノイー第2世代と銘打って機能がグレードアップしています。これまでの高浸透ナノイー搭載ドライヤーと比較して、水分発生量が最大10倍で、髪のうるおいは1.2倍になったそうですよ。髪のキューティクルを守る力も高まったので、湿気の影響で髪が膨らむのも防いでくれます。59,000円ほどの『EH-NC50-K』には3つのモードがあり、髪のパサつきが気になる方向けの「MOIST」、髪のうねりが気になる方向けの「STRAIGHT」、ふんわりとボリュームのある髪にしてくれる「AIRY」から選択可能。

85,000円ほどの『EH-NC80』には、さらにモードが追加されており、「SMOOTH」はさらさら髪に仕上げてくれます。そのほか、アタッチメントの種類が多かったり、スタンドが付いていたりと付属パーツも豊富ですが、本体の機能面のみで選ぶなら『EH-NC50-K』でも十分でしょう。

【5万円以上のドライヤー】軽量&小型でもパワフル ダイソン『Dyson Supersonic r™ヘアドライヤー』

【5万円以上のオススメドライヤー】ダイソン『Dyson Supersonic r™ヘアドライヤー』

5万円以上の高級ドライヤーでもうひとつオススメしたいのがダイソンの『Dyson Supersonic r™ヘアドライヤー』。ダイソン製のドライヤーのなかでも最軽量タイプで、独特なL字型の形状が非常に持ちやすく、手に負担が掛かりにくいんですね。後頭部も乾かしやすいので、使いやすさではダントツだと思います。また、軽量かつ小型であっても、高出力な小型ヒーターを採用することで速乾性も◎。デザイン性が高く、3種類のカラーが選べて、価格は59,000円ほどです。

ドライヤーの選び方のコツは実際に使ってみること

ドライヤーの選び方のコツは実際に使ってみること

ドライヤーは価格帯も性能もさまざまで、各メーカーから次々と新製品が出るため、新調しようと思っても何が自分に合っているかわからずに迷ってしまいますよね。ドライヤー選びのコツは、ズバリ“実際に使ってみること”です。都内に住んでいる方なら、メーカー直営のショールームに行くのがオススメ。

表参道にあるパナソニックの「Panasonic Beauty OMOTESANDO」、ダイソンの「Dyson Demo」、リファの「ReFa BOUTIQUE OMOTESANDO」や、銀座にあるヤーマンの「YA-MAN the store GINZA」は、各メーカーのドライヤーの使い心地を試すことができます。Panasonic Beautyでは専用カメラで髪を撮影して分析してくれる「髪キレイ」サービスを無料でおこなっているので、自分に合ったドライヤーやヘアケアアイテム探しに役立つことでしょう。

もちろん、地方在住の方でも、実物を手にとって試す方法があるのでご安心を。家電量販店の美容家電コーナーには、ショップスタッフとは別に各メーカーの専属販売員がいますから、アドバイスをもらいながら選ぶと良いでしょう。髪をツヤツヤにしたい、ダメージヘアをケアしたい、とにかく早く乾かしたいなどの要望を伝えれば、専属販売員オススメのドライヤーを実際に試せますし、ドライヤー選びも手伝ってもらえますよ。

【おまけ】ナノイーの特許切れで高級ドライヤー商戦が過熱!? 家電ライターが教える注目メーカー

パナソニックのナノイー技術のうち、ドライヤーの特許が切れたことをご存知でしょうか? 水を使ってナノイーイオンを発生、髪に水分を浸透させてケアするという技術なのですが、特許申請から20年が経ち、2024年に特許切れを迎えたんですね。つまり、ドライヤーのナノイー技術がほかのメーカーでも活用できるようになったということです。ナノイーの特許切れによって、2025年以降もドライヤー商戦がますます過熱するんじゃないかと考えています。とは言え、パナソニックは周辺特許をいろいろおさえているので、各メーカーから全く同じものが発売されるというわけではないんですが、美容家電に強いヤーマンとリファ、ヘアケア関連が主力で新しい技術にも感度が高いサロニアあたりの新商品は、これから注目のドライヤーだと思いますよ。

家庭用脱毛器と医療脱毛の違いとは? オススメ脱毛器と電気シェーバーもご紹介

家庭用脱毛器と医療脱毛の違いとは? オススメ脱毛器と電気シェーバーもご紹介

美容と言えば、今注目度が高いのは脱毛ですね。女性のみならず、男性の間でも全身脱毛はかなり流行っています。しかし、実際にクリニックやエステサロンに通うとなると、かなりの金額になりますから、お家で脱毛できたらうれしい方も多いでしょう。実際にユーザーからの関心度も高く、各メーカーでも脱毛器は売れ行きが良いそうです。

ただ、仕上がりの面では家庭用脱毛器よりも医療機関のレーザー脱毛に軍配が上がります。光(フラッシュ)脱毛器でも同様です。家庭用脱毛器は威力が調整されていて、クリニックやエステサロンで使うものに比べると出力が弱いんですね。レーザーや光はメラニン色素に反応して毛根を焼き切る仕組みなので、真っ黒くて太い毛はある程度処理できても、毛の色が薄いとあまり効果はありません。そのため、しっかり脱毛したいならクリニックやエステサロンに通うのが一番オススメではあるんです。私の娘も家庭用脱毛器を試していたんですが、結局レーザー脱毛に通って脱毛していました(笑)。とは言え、市販の脱毛器も性能は上がっているので、試す価値のある家庭用脱毛器も紹介しましょう。

家庭用脱毛器を試すならリファ『ReFa EPI COOL』とヤーマン『レイボーテ』シリーズがオススメ

家庭用脱毛器を試すならリファ『ReFa EPI COOL』とヤーマン『レイボーテ』シリーズがオススメ

家庭用脱毛器のなかで評価が高いのはリファの『ReFa EPI COOL』です。家庭用脱毛器って、出力は抑えられていても、光を照射すると痛いと感じる方が多いんですよ。しかし、『ReFa EPI COOL』は「アイストーニングシステム」という冷却機能によって、肌に触れる部分を約10℃まで冷やしてくれます。使用時の熱や痛み、肌へのダメージを和らげてくれるんですね。さらに「ソフト」「ミドル」「ハイ」の3つの照射モードと5段階の照射レベルがあるので、自分に合った使い方ができるのもオススメポイント。顔や脇、腕や脚、VIOゾーンや指に至るまで全身に使えますし、男性のひげにも使用OK。価格は68,000円ほどで、美容業界で支持の厚いリファらしく肌へのケアもよく考えられた脱毛器だと思います。ちなみに、アイストーニングシステムは肌の引き締め効果も期待できるようですよ。

ヤーマンの家庭用脱毛器『レイボーテ』シリーズ

ヤーマンの『レイボーテ』シリーズは2014年から登場した家庭用の光美容器です。エステサロンでも使われるハイパワーなフラッシュを搭載して、肌にも良い影響を与える独自の光が特長。ハイパワータイプから冷却機能付きタイプ、お風呂で使えるタイプなどバリエーションが豊富なので、目的に応じて選べるところも良いですね。価格も5万円ほどのものから12万円台まで幅広く揃っています。

脱毛前のムダ毛処理にも使える! 家電のプロがオススメする全身用電気シェーバー

クリニックやエステサロンに通うとしても、家庭用脱毛器を試すにしても、まずは毛の表面を処理しておく必要があります。そこで、脱毛前や普段のムダ毛処理にもオススメな電気シェーバーを女性用・男性用でそれぞれご紹介しましょう。

パナソニック『VIOフェリエ ES-WV62』

オススメ全身用電気シェーバー パナソニック『VIOフェリエ ES-WV62』

電気シェーバーは男女ともにパナソニックが強いですね。女性用でオススメなのは、肌を守りながら太い毛をカットできるセーフティブレード仕様の『VIOフェリエ ES-WV62』。シェーバーのヘッドが2種類あり、「トリミングヘッド」でスピーディーに毛をカットして、断面を水平にしてくれる「フィニッシュヘッド」でツルツルの仕上がりになります。Vゾーンの仕上げをナチュラルにしたい方向けの「ボリュームダウンコーム」や、デリケートな部分用の「スキンガード」などアタッチメントも豊富で、防水仕様なのもうれしいポイント。価格も6,000円ほどとお手頃です。製品名の通りVIO用として発売されてはいますが、全身にも使えますよ。全身用と使い分けたい場合は、ボディ用のフェリエシリーズもオススメです。

パナソニック『ボディトリマー(R) ER-GK82』

オススメ全身用電気シェーバー パナソニック『ボディトリマー(R) ER-GK82』

男性向けのボディ用シェーバーでオススメなのは、パナソニックの『ボディトリマー(R) ER-GK82』。I字状の持ちやすい形と櫛形の刃が使いやすくて、繊細なVIOの処理もしやすいと評判ですね。私も実際に使ってみましたが、美容院で眉を整えてくれる電動カミソリみたいに、力を入れずに滑らかに処理できました。使い心地も抜群でしたね。価格は13,000円ほどで、アタッチメントが2種類あり、0.1ミリ〜12ミリまで仕上がりを変えられる点や、防水仕様なので水洗いできるところもオススメポイントです。

顔の産毛やひげをキレイに処理! フェイス用電気シェーバー

顔の産毛やひげをキレイに処理! フェイス用電気シェーバー

男女ともに、顔の毛が気になる方も増えていますよね。もちろん脱毛に通うのも良いですが、お家での産毛やひげの処理にぴったりな電気シェーバーも紹介しましょう。

パナソニック『フェリエ フェイス用 ES-WF61』

オススメフェイス用電気シェーバー パナソニック『フェリエ フェイス用 ES-WF61』

ボディ用で紹介したパナソニックのフェリエシリーズは、フェイス用もオススメ。約0.12ミリの薄くて丸みのある刃が特長で、肌を傷付けにくい設計になっています。眉毛や細かい産毛の処理がしやすく、ローションなどがなくても滑らかに剃れますよ。3種類のカラーから好みのものを選べますし、価格もリーズナブルで5,000円台となっています。

パナソニック『ラムダッシュ パームイン』シリーズ

オススメフェイス用電気シェーバー パナソニック『ラムダッシュ パームイン』シリーズ

男性のひげ剃りはダントツで『ラムダッシュ パームイン』シリーズがオススメ! 何と言っても、今までの電気シェーバーにはなかった卵型の形状が斬新かつ使いやすいですね。従来の電気シェーバーに比べると大きさは3分の1ほどで、肌に合わせて動かしやすいところが◎。日本刀の鍛造技術を採用した5枚刃と内蔵されたリニアモーターで、非常によく剃れます。価格はタイプによって異なり、3〜4万円と少々お高めではありますが、そのぶん性能と使い心地はダントツだと思います。

マクセルIZUMI『往復式シェーバー IZF-V931 ハイエンドシリーズ4枚刃モデル』

オススメフェイス用電気シェーバー マクセルIZUMI『往復式シェーバー IZF-V931 ハイエンドシリーズ4枚刃モデル』

リーズナブルかつ高性能な電気シェーバーを探している方にオススメなのは、マクセルIZUMIの『往復式シェーバー IZF-V931 ハイエンドシリーズ4枚刃モデル』。高速モーターと硬度の高い内刃で、太いひげもパワフルにカットできます。価格は16,000円ほどで耐久性も高く、かなりコスパの良いシェーバーだと言えるでしょう。

リフトアップ美顔器から筋肉EMSまで! アンチエイジング系のオススメ美容家電

リフトアップ美顔器から筋肉EMSまで! アンチエイジング系のオススメ美容家電

最近は、アンチエイジング効果が期待できる美容家電・ビューティー家電の売れ行きも好調です。これまでエイジングケア用の美顔器などは50代以上のユーザーが多かったのですが、仕事を持ち、自分にお金が使える女性が増えたこともあり、最近では30代から40代の方にも売れているんですね。女性のお友達同士、あるいは娘さんへのプレゼントなどにも選ばれる傾向があるようです。ここからは、評価の高いオススメ美容家電・ビューティー家電をご紹介しましょう。

リフトアップ系の美容家電でNo.1! ヤーマン『メディリフト』シリーズ

リフトアップ系の美容家電でNo.1! ヤーマン『メディリフト』シリーズ

ヤーマンの『メディリフトプラス』は根強い人気で、リフトアップ系のなかではずっと売れ筋の美容家電です。顔に装着すると、内蔵されたEMS(Electrical Muscle Stimulation)の刺激でフェイスラインを引き締めてくれます。実際に使うとわかるんですが、本当に使う前と後で顔のラインが変わるんですよ、しかも10分で! 私も試してみてビックリしました(笑)。装着するだけでOKなので、スマホやテレビを見ながら、あるいは家事をしながらでも使える手軽さが魅力的。2023年4月には、防水タイプの『メディリフト アクアEX』も登場しました。価格は5万円ほどと少々お高めですが、お風呂で使えば代謝が上がって、さらに効果が期待できますよ。

ハンディタイプの美顔器ならヤーマン『Bloom 6(ブルーム シックス)』

ハンディタイプの美顔器ならヤーマン『Bloom 6(ブルーム シックス)』

ハンディタイプのリフトアップ美顔器は、パナソニックやリファなどさまざまなメーカーから出ていますが、イチオシはヤーマンの『Bloom 6(ブルーム シックス)』ですね。皮下脂肪まで届く電磁波「ラジオ波」でお肌を温めながら、筋肉を刺激するEMSを同時に出力するため、リフトアップと引き締め効果が期待できます。価格は77,000円ほどとお高めですが、短時間でケアできるので効率的に時間を使いたい方にはぴったりだと思います。

今注目したいブラシ型美顔器! オススメはサロニア『EMSリフトブラシ』

今注目したいブラシ型美顔器! オススメはサロニア『EMSリフトブラシ』

ハンディタイプの美顔器のなかでも、今注目したいのがブラシ型タイプ。以前はつくっているメーカーが少なくて高価でしたが、今では2〜4万円台とお手頃価格に推移しているんです。なかでもオススメなのはサロニアの『EMSリフトブラシ』。「スカルプ」「フェイス」「ボディ」3つのモードで、部位によって電気刺激のパターンが変わり、頭皮・顔・体それぞれに合わせて筋肉を刺激してくれます。全身に使えて、27,000円ほどとちょうど良い価格なので、プレゼントにもオススメですよ!

気になる部分にピンポイントで使える! パナソニック『バイタリフト かっさ EH-SP85』

気になる部分にピンポイントで使える! パナソニック『バイタリフト かっさ EH-SP85』

パナソニックの『バイタリフト かっさ EH-SP85』は、マッサージなどに使うプレート「かっさ板」をベースに、EMSの要素が入った美顔器。顔にも全身にも使えて、電極を当てたい場所をしっかり刺激できる形状が特徴です。さらに、かっさ自体がフェイスラインを刺激する形になっていますから、引き締め効果はかなり期待できると言えるでしょう。目元やほうれい線など、細かい部分をよりピンポイントにケアしたい方には、とくにオススメですね。価格は33,000円ほどで、防水仕様なのもうれしいポイントです。

SIXPAD(MTG)『シックスパッド フットフィット 3』

SIXPAD(MTG)『シックスパッド フットフィット 3』

最後にご紹介するのは、美容目的でも使える一風変わったトレーニングマシン『シックスパッド フットフィット 3』です。脚の筋肉をEMSで刺激するマシンで、足裏から前すね、ふくらはぎの筋肉を電気で刺激してくれるため、椅子に座ったままトレーニングができます。1回のトレーニングプログラムが15分と短いため、忙しくて運動不足になりがちな方にオススメ。歩くときに使う足の筋肉を鍛えられるので、スッキリとしたキレイな脚が手に入るかもしれません。

もうひとつの推しポイントは、ボケ防止効果です。EMSに関する研究によると、人間の学習、記憶、認知に関わる神経性因子の脳由来神経栄養因子(BDNF)が、筋肉への電気刺激によって増えることがわかりました。BDNFの血中濃度は刺激される筋肉量が多いほど増加し、とくにふくらはぎへの刺激が効果的なんだそうです。この研究結果から、筋肉EMSはアルツハイマー病の予防や治療にも役立てられると期待されています。シックスバッドは運動不足な現役世代にもオススメですが、親御さんへのプレゼントにもぴったりではないでしょうか。価格は通常タイプが44,000円ほど、ヒーター付きでトレーニングプログラム数の多い『フットフィット3 ヒート』は75,000円ほどです。

家電のプロが教える人気美容家電 まとめ

高級ドライヤーから家庭用脱毛器、電気シェーバー、美顔器と筋肉EMSまで、最新の美容家電・ビューティー家電トレンドについてお話ししました。とくに競争が激しいのは高級ドライヤーで、2〜4万円の価格帯がプレゼントとしても人気が高いです。毎年のようにたくさんのドライヤーが発売されますが、特長や使い勝手はそれぞれ違いますから、各メーカーのショールームや店頭で試してから買うようにしましょう。家庭用脱毛器は、医療脱毛と比較すると効果に差は出るものの、これからの進化が期待できると思います。美顔器も以前は高級なものが大半でしたが、3万円前後の価格帯で高性能なものも多く出てきていますから、自分へのご褒美から大事な人へのプレゼントまで、ぜひ検討してみてくださいね。

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