社会人に聞いた「子ども時代にやっててよかった」習い事は?

子どものころに学習塾やピアノ、スイミングなどを習っていた方は多いのではないでしょうか? マイホームマーケットでは「子ども時代にやっててよかった習い事」をテーマに、20〜60代の男女を対象としたアンケートを実施。進路や仕事、そして、人生で役立ったと感じた習い事を調査してみました。その理由とともに結果を紹介していきます。

社会人の9割以上が習い事経験者

社会人の9割以上が習い事経験者

まずは、子どものころの習い事経験について見てみましょう。なんと「ある」が95.3%と、9割を超える結果になりました。ちなみに、男女比で見ると男性は93.8%、女性は実に97.7%が習い事経験者となっています。

習い事を始めたきっかけは親or自分?

習い事を始めたきっかけは親or自分?
※複数回答可

続いて、習い事を始めたきっかけは「親の意向」が最も多く74.2%、次いで「自分の意向」が58.2%という結果に。ただし「親の意向」を選択した方の約5割は、同時に「自分の意向」とも回答しています。親と自分の希望が一致したパターンと、親御さんに勧められた習い事と自分のやりたい習い事をそれぞれやっていたパターンがあるようです。ほかには「兄弟・姉妹がやっていたから」という理由も見られました。

進路に役立った習い事 1位は「公文・学習塾・幼児教室」

進路に役立った習い事(複数回答可・n=225)

順位 習い事 人数
1位 公文・学習塾・幼児教室 78人
2位 スイミング 37人
3位 書道・習字 26人
4位 ピアノ 25人
5位 英語・英会話 22人
5位 そろばん 22人
7位 野球 9人
8位 サッカー 8人
8位 バレエ・ダンス 8人
10位 絵画・工作 6人
10位 武道・格闘技 6人

進路に役立った習い事アンケートでは、1位の「公文・学習塾・幼児教室」を始め「書道・習字」や「英語・英会話」「そろばん」といった、学習系の習い事が目立つ結果となりました。では、なぜ進路に役立ったのか? その理由を見ていきましょう。

進路に役立った習い事 1位は「公文・学習塾・幼児教室」

(小見出し)「公文・学習塾・幼児教室」が進路に役立った理由は?

公文・学習塾・幼児教室が進路に役立った理由は?

受験にあたって成績向上の効果があった
公文と塾が受験を乗り越えられる基礎学力をつくってくれた
学習塾では受験に特化した内容を教えてくれた

「公文・学習塾・幼児教室」を選択した理由を見てみると、塾での学習が受験に役立ったと感じている方が多いようです。受験に特化した勉強はもちろん、小学生のころに塾などで学習した経験が基礎学力の強化につながったという意見も多数ありました。そのほか「勉強の習慣がついた」「勉強が楽しくなった」といった理由もあり、塾によっては勉強に対してポジティブになれるような教え方をしていそうです。

塾に通っていたことで算数や数学への抵抗が少なくなったという回答も

数学が得意になったので理系に進んだ
算数・数学への抵抗が少なくなった

算数や数学に言及した理由も多数ありました。苦手教科として挙げられがちな印象の理数系科目。しかし、塾に通っていたことで苦手意識を持たずに勉強できた方が多いようです。同率5位の「そろばん」の回答理由にも同じような傾向がありました。算数や数学の勉強が得意になると、それだけ受験や進学に有利だったと感じられるんですね。

「英語・英会話」も進路に役立つ習い事

英語・英会話も進路に役立つ習い事

英語学習に抵抗がなくなった
早くから英語に触れることで苦手意識がなかった
英語を早めに習っていたことは有利に感じた

5位の「英語・英会話」も、結果的に受験に役立ったという理由が大半を占めました。小学校の授業でも英語を学ぶようになりましたが、現在の大人世代は中学校からでしたよね。そのなかで小さなころから英語を学んでいるのは大きなアドバンテージだったのではないでしょうか。社会のグローバル化がいっそう進み、2020年度からは小学校での英語学習は必修となりました。今後、ますます子ども向けの英語塾や英会話教室の需要が高まりそうですね。

また、「公文・学習塾・幼児教室」を選んだ方の約10%は「そろばん」、約15%が「英語・英会話」も同時に選択しています。学習系の習い事を複数していた方のなかでは「いろいろ取り組んだことで自分の得意科目・不得意科目が感覚的にわかるようになった」という意見もあり、自己分析力を高める効果も期待できるのかもしれません。

勉強だけじゃない? メンタルの成長を助けた習い事

勉強だけじゃない? メンタルの成長を助けた習い事

ピアノの先生が音楽を趣味として続けることを後押ししてくれた結果、自分の進みたい道を決めることができた
良いことも悪いことも経験しながら、それでもひとつの習い事をずっと続けたことで忍耐力がついた

進路に役立った習い事で「ピアノ」や「バレエ・ダンス」を選択した方の理由も興味深い内容でした。自身の進路決定において、親御さんと学校の先生以外の大人の意見というのは、なかなか聞く機会がないものです。そのなかで、自分が音楽に打ち込んでいることを理解してくれたピアノの先生の存在は、きっと頼りになったのではないでしょうか。また“ひとつのことを続けた経験”そのものが役立ったという意見もありました。楽しいことばかりではない習い事を続けた経験が忍耐力を育み、その後の人生の選択にも影響があった、ということなのだと思います。

仕事に役立ったと思う習い事は?

仕事に役立ったと思う習い事は?

仕事に役立った習い事については、過半数の方があてはまるものはないとするなかで、12.4%の方が「学習塾・公文・幼児教室」と回答。その理由を見てみましょう。

仕事に役立った習い事 1位は「公文・学習塾・幼児教室」

塾で学んだ勉強の仕方が資格試験取得に役立った
仕事の上でも常に学ぶ姿勢は必要で、その基礎と習慣ができたと思う

仕事に役立った理由として、勉強方法の確立や学習の習慣づけに言及するものが見られました。仕事に従事するだけでなく、自主的な勉強によるスキルアップが求められる職業も少なくありません。幼少期〜学生時代に培われた学習習慣、学ぶ姿勢は、捉え方次第で仕事にも活用できそうですね。

デジタル社会でも字はキレイなほうが有利? 「書道・習字」

デジタル社会でも字はキレイなほうが有利? 「書道・習字」

会議の内容をホワイトボードに率先して書ける
議論の頭出しが必要なときに、手書きでイメージをまとめてリードできる
入館時の名前記入の文字を誉められ話題になったことがある
会社で、のし袋の宛名書きなどを頼まれることが多々ある

仕事に役立った習い事の2位は「書道・習字」でした。理由の多くが実際に役立ったことがあるという具体的な例です。会社勤めではパソコンやタブレット端末を使用することが多いですが、そんな時代だからこそ字がキレイというのは明確な長所となり、頼られる理由にもなり得るのでしょう。

チームスポーツの経験は社会で役立つ

チームスポーツの経験は社会で役立つ

組織内での礼儀作法と立ち振る舞いが身についた
上下関係や周囲との協調性をチームスポーツの経験から学んだ
内外の関係者とサッカーやスポーツの話題でコミュニケーションが取れる
スポーツによる心身の鍛錬とチーム活動の経験は社会人になっても役立っている

「野球」「サッカー」を選んだ方が挙げた理由では“人間関係”が共通項として見られました。子どものころにチームスポーツに励んだ経験が社会生活にも役立ったという意見が多く、習い事が社会性を育む場になったことがわかります。

人生を豊かにしてくれた習い事 1位は「ピアノ」

人生を豊かにしてくれた習い事(複数回答可・n=225)

順位 習い事 人数
1位 ピアノ 77人
2位 スイミング 56人
3位 書道・習字 43人
4位 英語・英会話 42人
5位 ピアノ以外の楽器 37人
6位 サッカー 29人
6位 絵画・工作 29人
8位 バレエ・ダンス 27人
9位 野球 25人
10位 学習塾・公文・児童教室 21人

人生を豊かにしてくれた習い事の1位は「ピアノ」です。その一方で「学習塾・公文・幼児教室」が10位にとどまり、進路や仕事に役立った習い事とは異なる傾向になりました。

人生を豊かにしてくれた習い事 1位は「ピアノ」

「ピアノ」が人生を豊かにしてくれた理由とは?

ピアノが人生を豊かにしてくれた理由とは?

ピアノを習っていたからこそ、音楽好きになったと思う
今も趣味で続けているほど好きだから
さまざまなジャンルの音楽を聴く耳を持つことができた
趣味、気分転換としてできることの選択肢が増えた
ピアノを弾くことでリラックスでき、気分転換になる

「ピアノ」を習ったことがきっかけとなり、趣味になったという意見が多く見られました。“趣味は人生を豊かにする”などの言葉がよく聞かれるように、小さなころから好きなものを見つけられれば、それだけで大きな財産となるのでしょう。ほかにも、気分転換やリラックスといったワードも多く、ストレス解消法として役に立っていることが伺えます。また、5位の「ピアノ以外の楽器」や6位の「絵画・工作」を選んだ方も同様の理由がほとんど。芸術系の習い事経験は、心や生活を豊かにしてくれたと感じている方が多いようです。音楽やアートは何歳になっても楽しめますし、人生に彩りを与えてくれる習い事だと言えますね。

大人になっても役立つスキル「書道・習字」と「英語・英会話」

筆ペンを使えるので冠婚葬祭のときに困らない(書道・習字)
子どもの持ち物の名前などがキレイに書ける(書道・習字)
英会話は海外旅行のとき役に立っていると感じる(英語・英会話)
英語をやっていたおかげで海外の友人ができた(英語・英会話)

心の充実に言及した理由が多かった芸術系の習い事と比べると、3位の「書道」や4位の「英語・英会話」では実用的な理由も多く見られました。ペン習字や英会話教室などは、大人になってから通い始める方も多い習い事ですよね。実用的なスキルは歳を重ねるごとに役立つことが実感できるのかもしれません。

基礎体力アップ! やっててよかった習い事「スイミング」

人生を豊かにしてくれた習い事で2位に入った「スイミング」は、進路や仕事に役立った習い事でも多数の方が挙げています。数あるスポーツ系のなかでも、やっててよかったと感じている方が多いのはなぜでしょうか? 理由を見てみましょう。

基礎体力アップ! やっててよかった習い事「スイミング」

水泳を習っていたことで、基礎的な運動能力が身についた
基礎体力がつき、学校の体育や部活の試合で活躍できた
運動する習慣がつき、今でも健康に過ごせているから
泳ぐことで心身をリフレッシュさせられる
仲間や家族との娯楽にも活かせている

「スイミング」は基礎体力がついたからという意見が最多でした。体力がついたことで、学生時代にスポーツで活躍したり、健康維持に役立ったりしたから、人生が豊かになったと感じたようです。また、海水浴やプールなどのレジャーをより楽しめるといった意見も多く、子どもに泳ぎを教えている方も見受けられました。

社会人に聞いた「子ども時代にやっててよかった」習い事 まとめ

多くの方が習い事を経験し、人生においてプラスになったということがわかるアンケート結果でした。共感できる意見や、意外な発見もあったのではないでしょうか? 子育て中の方は、ぜひお子様の習い事を検討する際の参考にしてみてくださいね。

【調査詳細】
調査地域 :全国
回答者  :全国に住む男女236名
調査方法 :インターネットを通じたアンケート配布
有効回答数:n=236
調査時期 :2022年5月30日~6月7日

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